神の国のために人生を費やすことよりも有益なことはない
1.
ベルギー戦は残念だったが、実力だと思う。
あのように2点先制してから短時間に3点失点するのは、メンタルも含め総合力がまだ身についてないから。
やはりFIFAランキングを最低でも10〜19位まで上げられないと8強に進むことはできないのでは。
今後は、外国人監督を呼んで行き当たりばったりの作戦を立てるより、日本人監督のもとで日本人に合ったサッカーを長期的な目標を立てて一貫して育てるほうがいいと思う。
2.
1980年代の『プラトーン』という映画に衝撃を受けた。
戦場の生きるか死ぬかのギリギリの精神状態がよく描かれているので。
オリバー・ストーン監督は、ジャングルの中で俳優を1週間生活させ、精神を極限に追い込んだという。
トルシエも、U20世代をアフリカ合宿で鍛えたと記憶している。それが世界大会2位の実績を生んだと考える。
日本の若手育成の失敗は甘やかしである。
人間は、若いときに鍛えれば強くなるし、強くなれば、社会に出たときに自由度が増す。
訓練されていない人は、気の毒である。家族の中で通用しても、世の中で通用しないから。
3.
よく「景気が悪くなったから給料が少ない」と文句を言う人がいる。
バブル時代を普通と思って育った40代が今苦戦しているとも聞く。
未来志向であるクリスチャンは、景気が悪くなったときのことを想定して準備する。
景気がよくてお金があるうちに技術を磨き、就職が難しい時代に備えて少数の人しか持っていない高い知識や技術を習得しようとする。
4.
神の国は棚ぼたでどこかから落ちてくるものではない。
神に信頼するとは「誰かがやってくれる」ことを待つことを意味しない。
自分が努力し戦うことがなければ、神の国は実現しない。
努力と戦いには、現実的な感覚が必要である。
敵が待ち伏せしているところに、ノコノコ出て行くような兵士はすぐに殺される。
頭を最大限に使って、最高の戦略を練らなければならない。
信仰と現実のバランス感覚が磨かれていない人は、未熟なクリスチャンであり、戦いに勝てない。
何をするにも信仰と現実の両方の側面を意識しなければならない。
W杯で優勝を目指すなら、次の両方が必要。
(1)自分は優勝できると信じること。
(2)そのために具体的な戦略を練ること。
2018年7月4日
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