全能神教会という異端


全能神教会というディスペンセーション主義に似た異端が中国ではびこっているようである。

以下、Wikipediaから翻訳。


三つの時代

全能神教会によれば、「東の稲妻」とは、人類の第3時代、すなわち王国の時代を開始するために、東方の国、すなわち、中国から全能の神として戻られたイエス・キリストである。第3時代は、法の時代、すなわち旧約聖書の時代と、恵みの時代、すなわちイエスの生誕から20世紀の全能の神の顕現までの時代に続く時代である。[31] 十字架でのイエスの犠牲とともに、人間の罪は赦されたが、その罪の本質は根絶されなかった。王国の時代に、全能神は、その罪深い性質を根絶するために働いておられる。[32] 全能神ご自身のみ言葉を借りれば、「6000年にわたる私の支配の計画は、3つの段階、もしくは、3つの時代から成る。すなわち、 まず「法の時代」、次に「恵みの時代」、 (これは「贖罪の時代」 でもある)、そして最後に、終わりの日々に訪れる「王国の時代」である。この3つの時代における私の働きは、それぞれの時代の性質によって内容が異なるが、それぞれの段階で、人間のニーズに応じている」。さらに、「イエスは人々の間で多くの働きをしたが、全人類の贖罪を完了し、人間の罪の供え物となっただけで、人間の堕落した性質をすべて取り除くことはなかった。・・・そのため、人間が罪を許された後、人間を新しい時代に導くために、神は肉体に戻られた」。[33]

聖書

全能神教会では、聖書は法の時代と恵みの時代の聖典として認められている。もっともそれは「人間によって記録され、神からのメッセージと真理に満ちた洞察が含まれており、法の時代と恵みの時代における神の御業を知るのに役立つが、多くの人間の誤りも含んでいる」と論じられてはいるが。[34] 現在、全能神教会の信仰によれば、大書『言葉は肉体に現れている』に記録されている全能神の発言に、聖書よりも安全な導きがあるという。また、この書物は、100万語以上の単語から成り、聖なる歴史、神学、倫理、および霊性に関する多くの問題を扱い、この運動では、基準と見なされている。[35]

千年王国説

全能神教会は、一種の千年王国説を教えている。「王国の時代」 は、聖書で預言されている黙示録の患難に続く未来である 「千年王国の時代」 と混同してはならない。「王国の時代」に、全能神のメッセージは、あらゆる国々において受け入れられ、人間の罪深い性質は変えられ、神の御業によって聖められた人々は地上において永遠に生き続けるであろう。[36] 全能神教会によれば、(地上で永遠に生きるとは信じられていない)受肉した全能神は、終わりの日々に、地上での神の御業を完成され、聖書の黙示録で預言された破局が、飢饉、地震、戦争という形で訪れるという。しかし、「地上が全滅することはなく、神によって聖められた者たちは、終わりの日々の激変の中で救われ、地上において永遠に生きるであろう」。[37] アメリカの学者ホリー・フォークによれば、「歴史をいくつかの時代に分ける教えは、プリマスブレズレンや、他の中国の福音派ミッショナリーの影響を反映している。終末期を含む歴史に関する体系的見解を支持する聖書解釈法の一つディスペンセーション主義は、ジョン・ネルソン・ダービーによって19世紀に発展した。もっとも、ダービーと全能の神の教会の間に違いはあるが」。[38]

大きな赤い龍

全能神教会は「全能神は現代において再臨されたイエスであり、中国で生まれた」と信じている。同教会によれば、中国は、ヨハネ黙示録の邪悪な大赤龍が中国共産党という姿で現われた場所であるのと同時に、イエス・キリストの再臨も起こるべき場所である。[39]エミリー・ダンが気づいたように、大赤龍と、クリスチャンを迫害する政治的権力を同一視する神学は、全能神教会のオリジナルの教説ではなく、「呼喊派」をはじめとする中国人クリスチャンの間で長い間信じられてきた。[40] (以下略)
https://en.wikipedia.org/wiki/Eastern_Lightning#Millennialism

 

 

2019年6月25日



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