空海の思想をキリスト教から引き離すことは血筋的にも難しい


”密教を学ぶ前に、空海はまず大秦寺で学べと言われた。大秦寺はキリスト教のお寺で、空海はそこで復活を学んだ。空海のお母さんは弓月君。キリスト教系のお母さんだった。空海は小さい頃から聖書を学んでいた。”(竹取翁博物館長小泉氏)
https://www.youtube.com/watch?v=D_EnOtw_GkE

空海の母玉依御前は阿刀氏の出です。阿刀氏は、物部氏の史書『先代旧事本紀』では、饒速日命(物部氏祖神)の孫・味饒田命を祖とするので、弓月国から来た秦氏とは別と思います。

ただ、物部氏は秦氏と同族であることを確認しているので、大きな絵で見れば玉依御前もキリスト教系であると言えます。

しかも、玉依御前の実家は、「善通寺から数km離れた現在の仏母院がある位置にあったとされ、近くにあった熊手八幡宮に祈願し空海を懐妊したと伝えられてい」ます。(Wikipedia―玉依御前)

「仏母院は八幡山三角寺仏母院と云い、実家のあった御住屋敷(みすみやしき)に、空海が唐から帰国して三角寺を建立し、熊手八幡宮の別当寺になったと云われてい」ます。(同上)

八幡神社は、秦氏の神社であるため、玉依御前は、弓月国との関係が深かったと言えます。

私は、物部氏と秦氏はいずれも、ペルシャ帝国によって解放された離散ユダヤ人を祖とする部族であったと考えています。

空海の思想をキリスト教から引き離すことは血筋的にも難しいと思います。

 

 

2018年9月21日



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