伊雑宮がなければならないわけ
内宮と外宮の中間の参道に灯篭が並んでいる。
この灯篭に六芒星があるが、これは、フリーメイソンの工作であるとわかっている。
しかし、建設者は、同時に、「これは伊勢神宮の意向であり、伊雑宮を示す」とも言っている。
内宮の心御柱は、正中から西北にずれているという。これにより、西北・東南のレイラインが暗示されている。
そのライン上の南には伊雑宮がある。
なぜ伊勢神宮は伊雑宮にこだわるのか。
現在、この神社は、伊勢神宮の別宮に過ぎない。
それなのに、「忘れるなよ」とでも言いたげに伊雑宮を指し示す。
飛鳥氏によると、伊雑宮こそが本当の伊勢神宮なのだという。
私の脳裏にはずっとこの謎があった。
「どうしてここまで伊雑宮は強調されているのか」
神が私に何かを教えられる際に、必ずなんらかの小さな印や情報を頭に残される。
心の中でひっかかるようにされる。そして、しかるべき時が来ると明らかにされる。
伊雑宮の不思議もその一つであった。
ついに、この謎が解明された。
伊雑宮は復活を示すのだ。
復活で終わらなければ、籠神社の天橋立、つまり、出エジプトに始まる伊勢神宮の旅は終わらないのである。
伊雑宮は、別の呼び名が「いぞうぐう」であり、三重県志摩市磯部町にあり、地元の人は「いそべさん」と呼ぶ。だから、「いぞう」は伊蘓(いそ)なのだろう。(ちなみに、伊勢ももともと「伊蘓」であった)
この漢字の意味は、「天地を仲介する人がよみがえる」。つまり、この神社は、「天地を仲介する人がよみがえる」神社。
磯部町には、復活を示す天岩戸(一度死なれた天照大神が岩戸から出てこられる)もある。
1.籠神社=天橋立=出エジプト
2.外宮=モーセの青銅の蛇=約束のキリスト
3.内宮=十字架と契約の箱=キリストの贖いの成就
4.伊雑宮=伊蘓=天地の仲介者の復活
これでワンセット。
伊勢神宮には、伊雑宮がなければならないのである。
2012年11月7日
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