世界史は最後の至福千年期に入った


中国は日本から総額6兆円もの融資を受けてきた。

日本がこの国の発展に果たした役割は大きい。

しかし、今尖閣を取り、沖縄を取り、ついには日本全土を取ろうとしているような気配である。

最近、日本は徐福が建てた国だからもともと中国だとの論調が現れた。

恩を仇で返す国が発展し続ける可能性はゼロだ。

徐福は、漢民族ではない。おそらくユダヤ人だろう。

日本はユダヤ人が建てた国である。

しかも、今世界を動かしている山羊系のユダヤ人ではなく、キリストを受け入れた羊系のユダヤ人だと思う(マタイ25章)。

ディスペンセーショナリズムでは、マタイ25章は未来に起こることだ。

世界の最終審判があって、人類は羊と山羊に分けられるだろうと。

しかし、マタイ25章は、24章の続きとして書かれている。

24章でイエスは「これらのこと(終末の予兆)が起きてしまうまで、この時代は過ぎ去らない」と明言しておられる。


まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。(マタイ24・34)

ギリシャ語辞典によると、時代と訳されたギリシャ語「ゲネア」は30-33年を意味する。

であるから、当然24章の「終末預言」は、実は「イスラエルの終末預言」であることがわかる。

つまり「旧約時代の終焉」について述べられたのだ。

だから、それに続く25章も同じテーマについて述べたものだと考えなければならない。

ということは、「羊と山羊」に分わけると言われた事件は、紀元70年に起きたということになる。

紀元70年にイスラエルの神殿は崩壊した。ユダヤ人は世界に散った。

少数残った人々もバルコクバの乱で完全に追い出された。

聖書において、聖地から追い出されることは、「地獄」を意味する。

パレスチナはエデンの園であり、神はユダヤ人をその乳と蜜の流れる土地に招き入れられたが、反逆し、ついに御子まで殺したので、追い出された。

しかし、追い出された人々の中にはクリスチャンがいた。当時かなりの数のクリスチャンがいた。

これらのユダヤ人クリスチャンも地獄に行ったということになるとおかしな話になる。

私は、彼らは救いの土地に向かったのではないかと考えている。

記録によると、ヨルダン川を渡ってペラという町に移動した。

そこからどこに行ったか。ヨーロッパに向かった人もいて、ローマ教会や東方教会の建設に携わった人もいるだろう。しかし、おそらく本隊は新しい安息の地に向かったと考える。

十分な数のユダヤ人がいれば、ローマ教会はこれほど異邦人思想に汚染されなかっただろう。しかし、彼らの数が少なかったため、ギリシア人の考え方である自然法思想に毒されて、教会がギリシア化されてしまった。

では彼らにとって安息の地とはどこか。

使徒の働きでは、パルティアから来ていた人が登場する。

パルティアとは、中国語で安息国と呼ばれていた。

今のイランにあった国である。

おそらくパルティアは、安息の地と考えられていたのだろう。今でもあそこら辺に住むパシュトゥン族がユダヤ人の末裔を名乗っている。

パルティアはその後、戦乱によって崩壊した。

残りの人々は、真の安息国に向かったのではないか。

そこで、私は、一番東の国、日本に向かったのではないかと思う。

羊系のユダヤ人は日本に来た。

それは、バビロン捕囚の際に、すでに人々が日本に入っていたからだと思う。

ユダヤ人において日本の存在は有名だったのではないか。

その伝説が「黄金のジパング伝説」になったのではないか。

自分たちの同胞がいる場所を目指して彼らは移動した。

だから、ユダヤ人の来日は3度にわたったと考えている。

1.バビロン捕囚から解放された人々

2.徐福の一団

3.羊系ユダヤ人

この羊系ユダヤ人のうちに弓月国の秦氏もいた。

1996年1月にメシアニック・ジューの集会がルーテル市ヶ谷センターで開かれた。

そこに中国系ユダヤ人のコニー・ハーという女性がスイスからやってきた。

彼女は、日本を「新エルサレム」と呼んだ。

これは彼女の師であるユダヤ人、ポール・フェルプスの教えだという。

彼女の講義の通訳を務めたが、中国なまりが激しくて苦労した。

あの集会を契機に私たちのミニストリが始まった。

だから、これは、非常に重要なテーマだった。

その数か月後、旅行で長崎に行き、26聖人の碑の前で「自分を捨て、自分の十字架を負って私に従ってきなさい」という御言葉をいただいた。

また、同じ年に按手礼を受けた。

後から考えると、なんとあの年は、イエス誕生後ちょうど2000年だということが分かった。

これらのことを総合すると、次のようになる。

神は新しい千年期(ミレニアム)を開始された。

この千年期は、世界の創造の歴史の最終千年期である。

アダムからアブラハムまで2千年、アブラハムからキリストまで2千年、キリストから1996年まで2千年、そして、最終千年期が始まる。

合計で7千年。

最後の千年期は、安息の千年期である。

人類は、神の契約の中に入り、エデンの園に入る。

今サタンが暴れているのは、最後の千年期に入ることを必死に妨害しているからだろう。

この千年期において、日本は中心的な役割を果たす。

世界の中心は、ついに太陽の国に行きつく。

そのために日本という国は残されていたのではないだろうか。

 

 

2011年3月2日

 

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