保守のリーダーが理解すべきこと
蒋介石が情報戦で勝ったことだけが日本の敗北の原因ではない。それは、全体の一部分しか説明していない。
お金の流れをつかまなければ問題の本質は見えてこない。
FRBが1913年に設立されてから、アメリカの信用制度はことごとくロスチャイルドをリーダーとするシオニストに支配されている。ルーズベルトは、このシオニストの組織によって立てられた傀儡に過ぎない。ルーズベルトは、同じくシオニストの組織であるコミンテルンから派遣されたスパイ、アルジャー・ヒスやハリー・デクスター・ホワイトらとともに、「アジアの共産化」のために働いた。
コミンテルンの計画は、日本を中国に侵攻させて蒋介石と戦わせ、国民党軍を弱らせ、共産党に政権を取らせることであった。さらに、日本は対米戦争に引き込んで叩き潰して、途中参戦したソ連に従属させる予定であった。
しかし、ルーズベルトが死んでトルーマンが大統領になり、原爆投下によって、日本はアメリカの陣営に組み込まれる結果となった。スターリン(コミンテルン)の目的は頓挫したが、戦後の日本がシオニストであったケーディスが作った憲法に支配されてきたという意味でやはりロスチャイルドの支配下に置かれたことには変わりない。
日本の保守のリーダーにとって必読書は、キャロル・クイグリーのAnglo-American Establishmentである。その33ページにセシル・ローズの遺言が載っている。
「(この秘密結社の目的は、)イギリスの世界支配の拡大、…大英帝国からの移民の制度及びすべての土地のイギリスの臣下による植民地化の完成、とくにイギリス人入植者による以下の占領。すなわち、アフリカ大陸全体、聖地、ユーフラテス河の渓谷、キプロスとカンディアの島々、南米全体、イギリスがまだ所有していない太平洋の島々、マレー群島全体、中国の沿岸地域と日本。アメリカ合衆国を大英帝国の不可欠の一部として最終的に復帰させること、帝国全体の団結、…戦争を不可能にし、人類に最高の利益を増大化する偉大な力の獲得」である。
http://www.carrollquigley.net/pdf/the_anglo-american_establishment.pdf
ロスチャイルドとその傀儡セシル・ローズの秘密結社ミルナー・グループの目的は、世界を大英帝国(つまり、ロスチャイルドのシオニスト帝国)の中に組み込むことであり、第一次世界大戦と第二次世界大戦はこのために遂行された。ミルナー・グループは、王立国際問題研究所と米外交問題評議会を作り、これらが実質的に英米を動かしてきた。
問題の本質は霊の戦いである。すなわち、シオニストの最終目標は、エルサレムに建つ神殿から偽メシアが支配するルシファーを神とする世界政府である。シオニストは、米軍の武力によって、ナイル河からユーフラテス河に至る大イスラエルを建国するために、アルカイダやISIS、ハマスを用いてその地域(イラク・シリア・レバノン)に紛争を起こしている。
2017年7月17日
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