三菱UFJ銀行による独自通貨MUFJ発行
三菱UFJ銀行が独自に通貨を発行するらしい。
通貨の種類が増えることは、通貨を選択する幅も増えることであり、国民の政府に対する相対的な地位が上昇することを意味するのではないかと思いますがいかがでしょうか。
以下考察しました。
ビットコインであれ、MUFJであれ、流通する貨幣が増えるのは国民の側から見てよいことではないだろうか。本来通貨のあるべき姿とは、商品通貨である。つまり、貴金属がそのまま通貨になるべき。それだと持ち運びが不便だということで、貴金属を預かっている銀行が銀行券を発行した。そのため、本来、通貨というのは、様々な発行元があって、それぞれが商品として競争関係にあるべき。価値のある純粋な貴金属通貨は、高価な商品と交換され、不純な貴金属通貨は廉価な商品と交換される。通貨の価値を決定するのは、需要と供給である。中央銀行制度では、通貨発行権の独占によって、国民は劣悪な通貨と自らの商品や労働を交換せざるをえない。流通する通貨が、それがビットコインであれ、MUFJであれ、発行元に力があり、通貨を裏打ちする価値を所有するのであれば、国民にとって選択の幅が広がる。近くに病院が増えて、選択の幅が広がり、良質の医療を格安で受けられる可能性が高まるように、日銀通貨とそれらの通貨の競争関係の中で、国民は、自らの労働を無価値な通貨と交換し、インフレデフレによる資産価値の変動にさらされる恐れがなくなるだけではなく、日銀による意図的な好景気不景気の創出によるバブル及びバブル崩壊に巻き込まれる可能性も低くなる。
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2016年7月5日
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