四国は、死国である。
お遍路さんが死装束なのは、四国が死後の世界、常世国だからだという。
遍路姿は死装束です。これを着て四国88ヶ所を巡礼するのはたとえ途中で行き倒れてもよいという意思のあらわれであるとされています。それは、四国が常世国(とこよこく)と考えられているからです。かつての日本では、死後に常世国に行くのが理想とされていたのです。
これに加えて四国は「葬られた国」という意味があるのです。葬られた国とは、大和朝廷の発祥地が故意に隠されて表面上は存在しないという意味です。そういう意味において、やはり、四国は「死国」を意味しているということになるのです。
http://intec-j.seesaa.net/article/36076680.html
四国全体が神社であるという私の仮説は、この考えと調和する。
なぜならば、神社=幕屋=神殿=救いだからである。
聖書において、幕屋や神殿の内側は陸を、外側は海を表す。
そして、陸は救いを、海は滅びを象徴する。
陸はイスラエルを、海は異邦人を象徴する。
ノアは箱舟にのって洪水から救われた。
ヨナは巨大な魚によって海から救われた。
ノアの箱舟は、イエス・キリストの救いを象徴する。
契約の民は、イエス・キリストという箱舟に乗って滅びから救われる。
だから、四国全体が神社であり、古代ユダヤ人の幕屋や神殿に相当すると仮定すると、四国は救いの地ということになる。
だから、四国=常世国=死国なのである。
死国は、死人の国という意味ではない。
救われた人々が永遠の安息の中に入る天国なのである。
日本そのものが、古代のユダヤ人にとって天国であった。
バビロン捕囚から救われた人々が集団をなして日本に入ったとイスラエルの十部族探索機関アミシャブは言う。
その後、おそらく戦乱を逃れた古代ユダヤ人やクリスチャンがシルクロードを通って渡ってきたのだろう。
だから、ノアの箱舟がたどり着いたアララテ山にそっくりな富士山を見て、彼らは「やはりここは救いの地だ」と考えたに違いない。
イギリスの古地図に、日本が「天国」と書いているものがある。
イギリスのヘレフォード寺院にある、古代の世界地図は、御丁寧なことに、どこに何があると書いてあります。
地図は東が上に書いてあります。
今でこそ、地図は北が上ですが、それは当り前のことではありません。
むしろ、本来、地図は東が上だったのです。
その古地図は、イギリスやスコットランドが、左下の方に書いてあります。
中央には、キリスト教の聖地エルサレムが書いてあります。
そして、一番上は、東です。
そこには「パラダイス(楽園)」と書いてあります。
右上にはインドが書いてあります。
今、お手元にある地図を、東を上にして見てみて下さい。
そして、インド亜大陸から左上に海岸線に沿って上がっていくと、その頂点にあるのは、日本です。
この地図に「パラダイス(楽園)」と書いてあるのは、日本のことです。
つまり、日本がどのような意味を持った場所であるかということを、イギリスは知っているということです。
実は、日本がどのような国かということを、一番知らないのは、日本かもしれません。
http://2012jinrui.jp/faq/detail.html?id=260&division_id=21&PHPSESSID=v1e45teuru9nbfko1katv39mq5
このようなイギリス人の理解は、「東こそ至高世界だ」とのユダヤ人のカバラの考えが影響を与えたのではないかと思う。
奈良の酒船石に描かれている生命の樹の至高世界の部分は東になっている。
東に行けば天国があると考えてユダヤ人は移動したのだ。
だから、それ以上東がない日本はまさに理想の国、安息の国、つまり、常世の国であった。
至聖所には、さらに至聖所があった。
契約の箱である。
至聖所の中で中心は契約の箱。
ピラミッドで言えば、キャップストーン。
日本全体が世界の至聖所であるならば、四国は契約の箱に相当すると思う。
だから、ユダヤ人でもレビ族が四国に集まったのだ。
四国の中でも至聖所に当たるのが剣山。
だから、この山が「鶴亀山」つまり「イエス・キリスト山」と名付けられたのもうなづける。
剣山は、世界の中のもっとも聖なる場所かもしれない。
そして、長らくここに契約の箱が隠されているという伝説があった。
私はすでに伊勢神宮に収められていると考えているが。
ロスチャイルド一族がバスをチャーターして剣山に行ったのは、彼らが契約の箱を探しているからだろう。
彼らの目論見は、エルサレムに神殿を建設し、そこに契約の箱を安置することだろう。
しかし、われわれは、もはや石造りの神殿はたたないと考える。
クリスチャンこそが神殿である。
だから、契約の箱そのものに宗教的意味はまったくない。
この点は間違ってはならない。