消えた年金問題は安倍政権を打倒するための政治工作だった


消えた年金問題は、安倍政権を打倒し、民主党政権を誕生させるための政治工作だった。

年金問題のタネを作ったのは厚生大臣だった菅直人。

公明党の北側一雄幹事長は当時、記者会見で、年金記録紛失問題の責任者は菅直人だと言った。


基礎年金番号導入の政策判断をした当時の厚生相の菅直人氏の責任が一番、大きい。(産経新聞2007/05/30)

年金問題の存在をばらしたのが、不正を行った社保庁職員が所属する自治労。

自治労は民主党の支持母体である。

さらに、その責任を安倍政権になすりつけたのは、民主党びいきのマスコミ。

安倍おろしを狙うマスコミ

国益にとって大切な重要法案を次々に成立させて実績を上げて来た安倍総理に対して、年金記録問題と松岡前大臣の自殺は安倍おろしのチャンスとばかりに、テレビ各局はネガティブ・キャンペーンを開始した。

テレビ朝日「スーパーJチャネル」(2007年5月30日)

ナレーション
これまで、安倍総理の意向で行け行けどんどんで重要法案を通して来た与党だが、風向きが変わろうとしている。

(今まで安倍総理は強気でやった来たが、どうやら風向きが変わったぞ)

福岡政行(政治評論家)
「若い総理大臣、リーダー、政治家というものは、強気に出ているときは強く出るが、守勢に回った時は経験不足が出るので、テレビを観ていると、かなりやっぱり困っているというか、焦っているなという感じがある。よほどりエネルギーが出ないと安倍内閣支持率の再浮上は極めて厳しい気がする」

(著名な評論家も安倍総理は若いから強気のうちは良いが、守りになると経験不足が露呈して弱い。安倍総理は窮地に陥っている。支持率の回復は難しいと言っているぞ)

《党首討論》

小沢一郎
「5,000万件の『消えた年金』記録は、政府行政側に過失があるのか、あるいは国民の皆さんの方が、領収書を提示出来ないということで過失だというのか」

安倍晋三首相
「この5,000万件は『消えた年金ではない』一年以内に全て記録と突合する。このような形で国民の不安の解消に徹底する」

現場レポーター1
「・・・しかし『消えた年金』問題と松岡前大臣の自殺など、不測の事態が重なって、政府与党側はどうしても守りに回る場面が多くなりそうです」

現場レポーター2
「これまで国民投票法など順調に法案を通してきた安倍政権ですが、国会の主導権を巡って少しずつ流れが変わりつつあるようです」

キャスターもナレーターもレポーターも『消えた年金』を意識的な再三に渡って口にして国民の不安を煽り、流れが変わった、野党民主党有利とばかりに安倍叩きを意図的にしているように見える。

福岡政行は「たけしのTVタックル」でも、その発言が他の出席者の揶揄の対象になっていることをご本人はお気づきでない。

なにしろ福岡政行はかの有名なマスコミの「誤認囃子」のひとりとして確固たる地位を築いているのだから・・・

《マスコミの誤認囃子とは》
政治の森田実、選挙の福岡政行、経済の森永卓郎、事件の大谷昭宏、報道の筑紫哲也がその五人ならぬ誤認組
http://p.tl/ojH7-

本当は、菅直人、社保庁職員の責任であるはずなのに、なぜか安倍さんを引きずりおろすために用いられた。

われわれは民主党政権を樹立させたがっていた人々に騙されたのだ。

二度と騙されないようにしたいものだ。

 

 

2012年12月30日



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