1960年代日本が、海外の大気圏内核実験によって、重度の放射能汚染にあったときあたりから寿命が延びたのは、おそらく放射線のプラスの効果によるのだろう。

じゃあ、1986年以降のソ連における人口減少は？

ソ連は1950年代にも大きな減少があったので、チェルノブイリに特定できない。

ソ連は、だいたいにおいて1950年代から人口が減少傾向にあった。

http://en.wikipedia.org/wiki/File:Natural_Population_Growth_of_Russia.PNG　

1960年代にも、1980年代と同じくらい大きな減少があったので、1980年代の減少を放射能によると判断できない。

1960年代の減少を大気圏内核実験による放射能のせいにすると、日本及び先進国の長寿化は説明できない。

福島原発事故は、1960年代のように、日本人の長寿化を一層促進するかもしれない。

2012年7月12日