無駄な努力をするのをやめよう


柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。(マタイ5・5)

1.

中国人の工作員は、日本人の前でバカなジョークを言ったり、立ち小便をしたり、人のジュースを間違って飲んだり、間抜けを装うという。

中国の戦い方は「火力を用いないで敵国を支配する」方法であり、そのため、工作員には方法論を徹底してマスターさせる。

こういう努力は無駄である。

なぜか。

神を味方につけていないからである。

神と敵対しつつ繁栄することなどありえない。

この世界は神の被造物なので、素粒子のような極小の世界に至るまで、神によって徹底した管理が行われている。

人間が何をしようと関係ないのである。

結局、払った努力や代価は無駄になる。

逆に、神の御国を作るために活動している人々にとって、すべては利益になる。

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ8・28)

ミレニアムの活動に参加しているわれわれは、「神のご計画に従って召された人々」である。

神はわれわれを永遠の昔にこの活動に参加させようと計画された。

われわれは特別に愛されている。

だから、神は、われわれに何が起ころうと、すべて利益に変えてくださる。

中国のために働くように定められた人々は、気の毒である。

全部無駄になるから。

日本を支配しようと努力しても、全部失敗する。

あらゆる工作は自分を破壊する結果になる。

われわれは「こんな無駄なことやめなさい」と忠告しても、逆上されるので言わないが、心の中で「哀れだ」と思っている。

ある最強のK1選手が、リング登場の衣装に「666」と刺繍をし始めた。

それを見て私は「愚かだ。666は失敗の象徴なのに」と思った。

案の定、すぐに弱くなって負け始めた。

またある選手は、刺青を増やしていった。

刺青はサタンの象徴なので、増やせば増やすほど弱くなる。

最近、病気になって死亡した。

2.

この世界の仕組みを理解することがいかに大切か。

ミレニアムはその仕組みを解明し、知識を広めるミニストリである。

賢い人は、仕組みを理解し、それに自分を合わせる努力をする。

歴史は、川のようなものであり、一定方向に向かって水は流れている。

それに逆らって上流に向かっても疲れて失敗するだけである。

自分をその川の流れにいかに合わせられるか、これによって成功するか、失敗するかが決まる。

仕組みとは、「この世界は紀元70年以降、キリストの王国である」ということである。

人生において成功したいなら、キリストの王国のために働くことである。

「御名があがめられますように、御国が来ますように、御心が天で行われるように地上でも行われますように」

この「主の祈り」の前半こそが、自分の人生の目的にならなければならない。

この祈りを実現するために働く人は、必ず成功する。

悔いのない人生を送ることができる。

このような人生に入りたい人は、まず柔和になるべき。

「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。」

柔和とは「へりくだっている」こと。

神の御前にへりくだり、「神様、私はあなたの御心を行うために生涯を捧げます」と告白すること。

頑固になって「オレは、自分の利益のために生きる。神など関係ない」と突っ張る人は、失敗して、惨めな一生を送る。

神の法に逆らい、悪魔の国を作っている中国共産党の人々は惨めな一生を送っている。

3.

すなわち、私がまだ祈って語っているとき、私が初めに幻の中で見たあの人、ガブリエルが、夕方のささげ物をささげるころ、すばやく飛んで来て、私に近づき、
私に告げて言った。「ダニエルよ。私は今、あなたに悟りを授けるために出て来た。
あなたが願いの祈りを始めたとき、一つのみことばが述べられたので、私はそれを伝えに来た。あなたは、神に愛されている人だからだ。そのみことばを聞き分け、幻を悟れ。
あなたの民とあなたの聖なる都については、七十週が定められている。それは、そむきをやめさせ、罪を終わらせ、咎を贖い、永遠の義をもたらし、幻と預言とを確証し、至聖所に油をそそぐためである。
それゆえ、知れ。悟れ。引き揚げてエルサレムを再建せよ、との命令が出てから、油そそがれた者、君主の来るまでが七週。また六十二週の間、その苦しみの時代に再び広場とほりが建て直される。
その六十二週の後、油そそがれた者は断たれ、彼には何も残らない。やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、荒廃が定められている。
彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現われる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。」(ダニエル9・21-27)

なぜダニエルの70週が大切なのか。

なぜならば、それは、世界の構造の基本を解き明かしているから。

70週は、次の3つのステージで進む。

(1)準備(最初の7週)

(2)回復(62週)

(3)裁き(1週)

イスラエルはキリストによって回復され、栄光のイスラエル(キリストの王国)が樹立されたが、逆らう者は最後に裁かれる。

これが、歴史のもっとも主要な流れである。

紀元70年と81年に裁きは行われた。

紀元70年に「イエスを十字架につけた背教のイスラエル」に裁きが下り、神殿は崩壊し、ユダヤ人は世界に散らされた。

紀元81年に「荒らす憎むべき者」であるティトゥスが滅び、「イスラエルを支配した異教の帝国」に裁きが下った。それ以降、世界のどのような国も勢力も、二度とキリストの王国に逆らえなくなった。

大患難時代は、(2)回復の「最後の6週」において起きた。

だから、666はこの時代に活動し、最後の1週において滅亡した。

つまり、この世の権力の反逆は、ダニエルの70週の最後の一週において終了した!!!

イエスは再臨され、世界は完全に新しくなり、キリストの王国は、それ以降、盤石の砦となった。

4.

しかし、いと高き方の聖徒たちが、国を受け継ぎ、永遠に、その国を保って世々限りなく続く。』(ダニエル7・18)

キリストの王国は、紀元70年に確立された。

その後、キリストを信じる人々は、「いと高き方の聖徒たち」であり、彼らは、「国を受け継ぎ、永遠に、その国を保って世々限りなく続く」。

キリストにあるわれわれの主権は、永遠に続くのである。

だから、この王国に逆らう人々は愚かなのである。

彼らはみな「とげのついた枝を蹴る」者である。

私たちはみな地に倒れましたが、そのとき声があって、ヘブル語で私にこう言うのが聞こえました。『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、あなたにとって痛いことだ。』(使徒の働き26・14)

われわれに逆らう者は、みな自分を害している。

5.

歴史の意味は、キリストの御国の発展である。

歴史は、この御国の完成に向かって進展している。

この流れに従おう!

上流に向かって無駄な努力をするのをやめよう。

 

 

2020年2月3日



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