陰謀論者が反ワン・ワールドとは限らない


クリントン前大統領は、オックスフォード大学留学の際にローズ奨学金を利用した。

その師キャロル・クイグリーは次のように述べた。


[ローズ]奨学金は、単に秘密結社を隠すためのフロントでしかない。もしくは、さらに正確に言えば、それは秘密結社のメンバーがローズの目的を実行するための道具の一つである。

http://www.thirdworldtraveler.com/New_World_Order/Anglo_American_Estab.html

クイグリーの情報の確実性について疑問を持つかもしれない。

しかし、ワシントン・ポスト紙(1975年3月23日)は、パワーエリートたちの極秘記録に基づくクイグリーとクイグリーの情報について「あまりにも多くを知りすぎた教授」と題する記事において紹介した。

セシル・ローズの秘密結社を構成していたのは、小さな秘密の「新入会員のサークル」と、これより大きな半秘密の「支援者団体」である。

この団体は、円卓会議を形成した。

ローズ奨学金は現在、公には「ローズの陰謀計画を捨てた」と述べている。

しかし「支援者団体」のメンバーであった世界的に有名な歴史学者アーノルド・トインビーは、コペンハーゲンにおいて開かれた『国際問題研究会』における1931年6月のスピーチにおいて次のように述べた。

われわれは現在、「主権」という名の神秘的な力を世界の国民国家からもぎ取るために全力を尽くし、慎重に戦っている。

われわれは常に言葉では、自らの活動を否定している。というのも、世界の国民国家の主権に対する攻撃は、いまだに異端とみなされているからである。

この異端を唱える政治家や時事評論家は、焚殺されることはないにしても、確実に村八分にされ、信用を失う。
(“The Trend of International Affairs Since the War,” International Affairs, November 1931, p. 809).

鳩山の所信表明演説の原稿を書いた、鳩山政権の内閣参与で劇作家の平田オリザは次のように述べた。

ずっと10月以来関わってきて、鳩山さんとも話をしているのは(略)、やはり21世紀っていうのは、近代国家をどういう風に解体していくかっていう百年になる(略)
(『週刊現代』四月六日号の逢坂厳論文)。

明らかに鳩山由紀夫はセシル・ローズの計画の一部である。

世界政府を作るために、国民国家を解体しようとしている。

https://www.youtube.com/watch?v=da85CtTp9BQ

このビデオで、朝堂院大覚がワン・ワールドを唱えている。

朝堂院大覚といっしょにベンジャミン・フルフォードが活動しているということは、フルフォードもセシル・ローズの計画の一部ということになる。

フルフォードと行動をともにする数々の陰謀論者も同類なのかもしれない。

 

 

2014年12月9日



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