OSの世界でも太平洋戦争があった
Windows7を使いはじめて、どうしてこうもいろんなものを不便にしたのか、不思議でならない。
Officeも、メニューバーを大幅に変えたが、合理性がない。
今までのものは合理的で非常に使いやすかった。
Microsoftはどうしちゃったのだろうか。
パソコンの世界は独占が進みすぎた。
OSを支配されたら、もういくらアプリケーションを作ってもつぶされてしまう。
昔はワープロや表計算ソフトもたくさんあったがみんなつぶされた。
選択の余地があれば、消費者であるわれわれは、むちゃくちゃなバージョンアップに耐える必要はないのだ。
リナックスもいいが、やはり対応するアプリケーションが出ていないと話にならない。
OSの世界でも太平洋戦争があった。
ここでも日本が負けて、米国が勝利した。
坂村健・東大教授(当時、助手)が開発した基本OS 「トロン」というものがあり、オープンソースで無償であった。
そのこともあって、日本の多くのパソコンメーカーはOSとして「トロン」の採用を希望していた。
それがWindows95の独占的な採用になったのは、米国政府からの圧力があったからだ。
米国政府からの 「スーパー301条」による報復関税や輸入制限の制裁措置をちらつかせた圧力に、当時の日本政府が屈した。
一説によると、日本航空123便にトロンの開発者が乗っていたというが。。。
とにかく、OSによる世界支配のためにユダヤ系米国人が必死になったのだと思う。
独裁、独占、専制、とにかく、経済においても政治においても、特定の人間に権力が集中する制度はだめ。
一人のわがままに振り回される。
不思議なことだが、世界で一番普及しているOSはトロンだという。
これは家電製品などで標準的に使用されているらしい。
日本はやはり戦争に負けても実質を取る国なのではないだろうか。
2011年1月21日
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