中国の経済力は偽物、日本のそれは本物
自国通貨じゃんじゃん発行したら国内の資産価値が上がるのは当たり前。今の中国は、家長が人気取りのために家族に金ばらまいて「豊かになった気にさせている」だけ。貯金が底をついたら一巻の終わり。家の庭から大油田が発見されたなら別だが、金のなるものが何もないなら、家長が外にでかけて仕事をして稼がないと家計はなりたたない。中国の成長は2007年までは理由があった。貿易で外貨を獲得できたから。リーマンショックで輸出先がぽしゃってしまった後は、国内に元を大量放出して成長を人為的に作り上げてきた。これ以上元を刷るとインフレになり、元の暴落が起きるから、最近では成長率が鈍化し始めている。投資が過剰になっているので、財政出動もできない。外貨の裏打ちがない景気などというものは幻想。もし経済が実質的に順調なら、AIIBでさかんに日米の参加を呼びかける必要もないだろう。中国は外貨がほしいのだ。つまり、本当は貧困国に逆戻りしているのだ。
日本の場合は、逆で、貯金もあるし、家の庭から石油が出たのに、家長が家に金を入れないので、家族が貧乏している状態。アベノミクスでようやく金を出し始めたが、それを止めるアホな母親(財務省)がいるため、子供は給食費も払えない。家族に金をばらまかないので、金の価値は下がらない。つまり、円高。日本は経済が悪いと言われながら、世界の逃避先通貨として円が選ばれるのは、国力の裏付けがあるから。国力とは、貯金(外貨)と、庭から出た石油(良質な労働力)。すなわち、世界の市場は日本が本物の経済大国であることを知っている。
2017年7月24日
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