日本人はお金持ちになるべきである


「所有欲は、それ自体悪ではなく、むしろ、われわれの動機が健全で、その目的が神の下における自らの支配の拡大にある限り、実際には、善である。」(R・J・ラッシュドゥーニー、IBL, Vol. 2, Law & Society, p. 14)

1.

現代のクリスチャンは、大なり小なり敬虔主義の影響を受けているので、所有欲を罪悪視する傾向がある。

私の知人は、ホーリネスの出身だが、教会では「清貧を尊べ」と教えられた。

クリスチャンが貧困のままでは、世界に悪がはびこる。

創世記のエデンの園を見てほしい。

エデン山の頂に雨が降って、その水が、中腹にあったエデンの園に流れ込んだ。

エデンの園は、その水によって潤い、そこから4つの川が出て、全地を潤した。

エデンの園は、「契約の民の居住地」であった。

神と契約を結び、御心を行うために召されたアダムは、エデンの園に住む権利を与えられていた。

罪を犯したために追放されたが、キリストが十字架で罪の責任を取ってくださり、しかも、律法を完全に守り通してくださったため、キリストにつくわれわれも、エデンの園に住む権利が与えられた。

あなたがキリストを信じてクリスチャンになった瞬間に、あなたは「潤った園に住む権利を得た」のである。

それは、あなたの腹から流れ出る御霊の川によって全地を潤すためである。

あなたは、祝福の源である。

あなたが潤わない限り、全地は乾燥した荒れ地のままである。

潤いには、祝福によってもたらされる経済力も含まれる。

あなたは、お金持ちになるべきである。

クリスチャンは、国の経済をコントロールできるくらいの資力を持つべきである。

19世紀から20世紀にかけて、全世界に中央銀行が作られ、悪魔崇拝をするような連中がお金持ちになってしまった。

そのため、政府、企業、学界、宗教界、マスコミ、教育、芸術、大衆芸能すべてが、悪魔崇拝者によってコントロールされている。

高率の所得税と相続税によって、クリスチャンの富は彼らに吸い上げられている。

世界は地獄と化した。

エデンの園に悪霊に憑依された人々が住み、そこから毒の入った水が流れて、全地を汚染している。

彼らにはエデンの園に住む権利はない。

われわれこそが、正式な住民である。

神の御心は、エデンの園の奪還である。

われわれに富と権力を集中させることが神のご計画なのである。

2.

富と権力はガソリンのようなもので、扱い方が難しい。

未熟な者が管理すると、爆発し、自分も周囲の環境も破壊してしまう。

ガソリンを扱うには、危険物管理の資格が必要なように、富と権力を管理するには、神の資格試験がある。

その試験では、「偶像礼拝をしないか」と「世界を潤すために使うことができるか」が問われる。

神よりも自分を第一にするような人は失格者であり、その富を失う。

だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。(マタイ6・24)

神が富と財宝と誉れとを与え、彼の望むもので何一つ欠けたもののない人がいる。しかし、神は、この人がそれを楽しむことを許さず、外国人がそれを楽しむようにされる。これはむなしいことで、それは悪い病だ。(伝道者の書6・2)

1990年、セオノミーを奉じたために所属教会から免職にされかかったときに「裁きは神の家から始まる」という御言葉が与えられた。

直後に、教会に別の問題が発生し、四分五裂した。

私は、日本も裁かれるだろうと直観した。

その後、バブル景気は終わり、失われた20年が始まる。

ガソリンの扱いを間違えたのである。

人々は高ぶっていた。

神を忘れ、道義を忘れ、自分の欲望を第一にしていた。

以後、28年、GDPは横ばい。

3.

中華人民共和国が豊かになると、世界に地獄が広まる。

日本が豊かになると、世界に幸せが広まる。

なぜならば、日本はクリスチャンの国だから。

海外に行くと、よくわかるという。

日本のパスポートを持っていると、入国審査はフリーパスのような扱いだと複数の人から聞いた。

高い品性と民度によって信用されてきたからだ。

日本人は聖書的キリスト教を信じて、秦・物部の時代に帰ろう。

日本は、イエス・キリストを神とする「真正イスラエル」である。

これを自覚するときに、再び、日本は繁栄を回復するだろう。

 

 

2018年8月20日



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