日本対イスラエルこそが世界の本質的なライバルである4


シリーズ3で、「イスラエルは完全に滅んで、『季節にはきちんと収穫を納める別の農夫たち』つまり異邦人が御国の担い手として選ばれた。」と記したが、「異邦人」は正確に言うと、「教会」のことである。

神の国は、イスラエルから教会に引き継がれた。

その教会の担い手は、徐々に主に異邦人になった。

初代教会はユダヤ人によって運営されていたが、異邦人のクリスチャンが増えるにつれて主導権が異邦人に移っていった。

だから結果的に、神の国を引き継いだのは異邦人ということになった。

異邦人の時代は、2000年間続いた。

イスラエルの時代はアブラハムからキリストまで2000年だったので、異邦人の時代も2000年続くと考え、西暦2000年頃に異邦人の時代は終わったのではないだろうか。

イスラエルが2000年間祝福された後は、異邦人が2000年祝福され、そして、最終の1000年がやってくる。

この1000年間は、イスラエルと異邦人の合体の千年である。

それは、黄金の千年間となるだろう。

アダムからノアまで千年、ノアからアブラハムまで千年、アブラハムからダビデまで千年、ダビデからキリストまで千年、キリストから現代まで二千年、現代から終末まで千年。

合計で7千年。

7は完全数。

われわれはちょうど、黄金の千年期のスタートを切った時期に生きている。

今後、表イスラエル(=ユダヤ)人と裏イスラエル(=日本)人が救われて回復するだろう。

異邦人の時代の最終時期に、サタンは黄金の千年期の到来を防ぐために、イルミナティを作った。

イルミナティのバベルの塔が崩壊し、人々が解放されるときに、イエス・キリストの福音は正しく伝えられるだろう。

惑わす力は著しく減退するだろう。

われわれは黄金の千年期を準備するために選ばれたのだ。

2つの使命がある。


1.イルミナティを叩き潰すこと。

2.再建主義によるリバイバル。

1.
黄金の千年期を開始するには、イルミナティが潰されて、バベルの塔が崩壊しなければならない。

人々が真理に目覚めつつある。

われわれが祈りによって、イルミナティの崩壊を促し、人々を目覚めさせ、祝福へと導かねばならない。

2.
そして、再建主義を世界の支配原理として採用させ、イエス・キリストによる世界支配を実現しなければならない。

神の言葉である聖書だけが祝福された世界の土台であり、聖書信仰に徹底的にこだわるキリスト教だけが、世界の指導原理となり得る。

イルミナティの教えであるヒューマニズムが半分入ったキリスト教ではだめだ。

「神は本当にそのように言われたのですか」という誘惑に負けて、神の言葉である聖書を疑ったエバの教えではだめだ。

それゆえ、われわれは、ビザンチン本文に基づく正しい聖書を回復すると同時に、唯一正統的な宗教改革の神学であるキリスト教再建主義神学による思想改革を行う必要がある。

再建主義神学の普及とそれに伴って、教会と神学校の改革、教育の改革が絶対に必要である。

われわれは「からし種」「パン種」である。

イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、からし種のようなものです。それを取って、畑に蒔くと、
どんな種よりも小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります。」
イエスは、また別のたとえを話された。「天の御国は、パン種のようなものです。女が、パン種を取って、三サトンの粉の中に入れると、全体がふくらんで来ます。」(マタイ13・31-33)

最初は小さくてよい。

われわれは、核の形成に注意を払うべきだ。

なぜならば、神がその核の周りに人々を集めてくださり、大きくしてくださるから。

最初から大きなことをやろうとするな。

小さな群れを徹底して訓練せよ。

核になる人々は、徹底して純粋な福音を信じなければならない。

世界の問題点、聖書の中心的な教え、歴史、ノンクリスチャンの哲学の問題点、これらをしっかりと理解させよ。

イエスは核の形成に細心の注意を払われた。

十二人の弟子を訓練された。

そこから神の国は大きく成長し、世界に届いた。

核が不純だと、大きくなったものも不純になる。

不純には隙があるから、その隙からサタンに入られて崩壊の道をたどる。

「聖書を思考の前提とする」という立場(前提主義)を堅持できないようなキリスト教では力がない。

今の教会の軽佻浮薄の風潮を排して、しっかりとした教理教育を行う必要がある。

そういう意味において、私は後の世代のために、日本語での資料を残すことを目指してきた。

太陽のように、世界の中心は、東から出て東に還る。

菊の紋章が12花弁と16花弁があるのは、日本が単にイスラエル12部族のものだけではなく、12(イスラエル)+4(世界)を意識しているからだ。

16花弁の菊紋を持つ日本が、イスラエルと世界が合体する時代の中心になると考える。

われわれ日本人クリスチャンはこのことをよく理解していただきたい。

 

 

2014年11月1日



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