スコフィールドは長期的に教会が弱体化する教えを吹き込んだ
「世の終わりは近い」という切迫終末論を広めたスコフィールドをバーナード・バルークやヤコブ・シフなどのイルミナティに紹介した弁護士ウンターマイヤーは、ウィルソンを大統領に据えた国家民主委員会のために活動した。
連邦準備銀行法はウィルソンの署名で通過した。
つまり、ウンターマイヤーは切迫終末論と連邦準備制度の両方を実現した黒幕であった。
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イルミナティの支配は、単に金融や政治にとどまらなかった。
宗教も支配しようとした。
そのために、キリスト教を殺す必要があった。
福音派(ファンダメンタリズム)を殺すために送り込まれたのが、サイラス・I・スコフィールドであった。
「終末は近い」との言説を流行らせることによって、クリスチャンが世界の働きかける確率は大きく下がる。
世界を変えるために祈らなくなる。
大宣教命令も「単に福音を伝えればいい」という宣伝に堕する。
大宣教命令とは「キリストの弟子を作り、イエスの命令を守るように教えること」である。
民族全体をキリストの弟子と変えること。
悪魔に従って邪悪なことをやっていた未開の民族が、悔い改めて神に従うように導くこと。
これが大宣教命令の目的である。
しかし、スコフィールドのディスペンセーショナリズムがはびこってから、「伝えればいいんだ」となった。
「各民族に一人クリスチャンが生れれば、大宣教命令は達成された。だから再臨が来る」と。
違う!
大宣教命令とは、世界を変えることである!
「御心が天で行われるように、地上でも行われ」「御国がやってきて」「御名がほめたたえられる」ような世界に変えることである。
だから、中華人民共和国のような国があってはならないのだ。
われわれはその滅亡のために祈らねばならない。
そして、中国大陸が聖書的クリスチャンに支配されるようにまで変わること。
これを祈って活動しなければならない。
このようなビジョンをスコフィールドは叩き壊した。
クリスチャンは、「地の塩」でも「地の光」でもなくなった。
この世界から遊離した存在になった。
今の教会は、「UFO乗組員養成所」になった。
空から下界をただ眺めているだけ。
攻撃するでも、接触するわけでもない。
クリスチャンは無気力化した。
だから、スコフィールドのディスペンセーショナリズムは、教会の自殺の教えなのだ。
長期的に教会が弱体化する教えだ。
目を覚ましてほしい。
2013年8月1日
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