格差を問題にすると共倒れに


企業に増税して、もうけを庶民にばらまいて格差を是正するっていうやり方。

企業の一番の目的である「利益追求」を罪悪視することと同じだから企業は成長しなくなる。

すると、庶民の生活も落ち込む。

格差を問題にすると、こうやって共倒れになる。

オリンピックと同じ。

競争は公平に行い、勝者が利益を十分に受けるようにしないと、競争に参加したくなくなる。それで、オリンピックの人気も落ちる。

正当に稼いだ分を奪うような左翼のやり方は根本的に間違っている。

「じゃあ、格差が広がらないか?」

という疑問が起こるけど、人間は格差を受け入れなければならないと思う。

ボルトのように9.5秒で走る人間がいても、僕らは彼を憎まないし、羨まない。

社会をだめにするのは、格差の存在ではなく、公平な競争の阻害。

「じゃあ、貧乏人は貧乏のままでいいということか」と聞かれるかもしれないが、そんなことない。

トヨタが儲かれば、日本人全体が儲かる。

競争を公平にして、もうけを保証すれば、どんどんやる気が出てきて、全体が底上げされる。

だから、増税によって所得を公平にするよりも、競争によって所得にばらつきがあるほうが、全体として豊かになる。

日本人は、本質的に、格差を受け入れる器量があったはず。

戦後共産主義教育が倫理観を変えた。

もとに戻らないと。

 

 

2011年3月14日

 

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