世界を解放するための方法


1.

『もう隠しようがない 日本人が知って検証していくべきこの国「深奥」の重大な歴史 ユダヤ人が唱えた《古代日本》ユダヤ人渡来説』

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によると、2010年6月23日に、アミシャブ(失われた十部族を探す機関)のラビたちが籠神社を訪問したそうだ。

海部光彦宮司が出迎え、2時間あまりにわたり、神道とユダヤ教に関して有意義な話を交わしたという。

対談の内容が記されていないが、日猶同祖論にとって重要な出来事だと思う。

なぜならば、籠神社の先代宮司海部穀定氏は、「古事記・日本書紀が成立する(8世紀)以前の神道は一神教だった」と著書『元初の最高神と大和朝廷の元始』(桜楓社)に書いているからである。

海部氏は、物部氏の中核的氏族であり、物部氏は徐福を始祖とする。

物部氏が勢力をもっていた8世紀まで神道は一神教であり、しかもユダヤとの関係が深かった。

それは、籠神社や真名井神社に残る様々な遺物、たとえば、六芒星、マナの壺、石清水、天橋立などからわかる。

海部宮司は川口氏に電話でこのご祭神はユダヤの神であると言われた。

2.

物部氏の祖神饒速日命が妻としたのが、長髄彦の妹の登美夜須毘売(トミヤスビメ)。その子が、物部氏の初代の宇摩志麻遅命(可美真手命)。

先代旧事本紀では、登美夜須毘売は天道日女命(アメミチヒメノミコト)と呼ばれている。

ちなみに、富田姓や富井姓の由来は登美氏であり、長髄彦は大和国城上郡の豪族登美氏の長にして、別名登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネヒコ)または登美毘古(トミビコ)であるから、おそらく私は物部氏であろう。

物部氏の本宗家の地位を得たのが石上氏である。石上は「いそのかみ」と読む。

以前に述べたように、「いそ」は磯、伊蘓、五十と同じ音である。

伊勢神宮の伊勢はもともと「伊蘓」と書いた。

伊勢神宮の別宮伊雑宮は地元では「いそべさん」という。

伊勢神宮のわきに流れる五十鈴川は「五十(いそ)」の文字が入っている。

それゆえ、伊勢神宮の神は「いそのかみ」であろう。

つまり、伊勢神宮は石上氏=物部氏の神社なのである。

したがって、日本の中心的神社である籠神社と伊勢神宮はいずれも、本質的に一神教であり、ユダヤの神を祭ってきた。

3.

イスラエルのエリ・コーヘン前日本大使によると、イスラエルでは、相撲が人気だそうである。とくに子供の間に人気があると。(前掲書307〜308ページ)

土俵に塩をまく儀式は、ユダヤ人にすんなり理解できるそうだ。

なぜならば、ユダヤ人の風習に似ているから。

ユダヤ人は、新築の家に入るときなど、塩をまいて清めるという。(同上)

4.

私には、ユダヤ人が今日、世界政府建設のために悪事に悪事を重ねていることが不思議でならない。

彼らは、われわれ日本人と同族であり、セムの末裔である。(*)

セムは、ノアに呪われなかった。

むしろ、祝福された。

アラブ人も、アブラハムから出ているので、セムである。

なぜ日本人もユダヤ人もアラブ人も、カナン人の神を拝んでいるのか。(**)

巧妙な騙しの中にいるからである。

サタンは、セムの力を知っている。

セムには「偉大になったヤペテを天幕に収める」力がある。(***)

つまり、白人はどこまで行ってもセムの間借り人でしかない。

だから、世界を牛耳るためには、セムを落とす必要があった。

長男セムの子孫をまず最初に落として自分の陣営に入れることができれば、ヤペテも落とすことができると考えた。

そのため、セムの子孫にカナン人の宗教を信じさせた。

その宗教を通じてセムの子孫が支配され、そして、ヤペテの子孫も支配された。

5.

これで、われわれの使命が見えてきた。

すなわち、セムの解放である。

サタンがターゲットにしてきたセムを幻惑から解放することである。

そうすれば、ヤペテも解放される。

8世紀以降、仏教という名のカナン人の宗教によってセムである日本人が幻惑の中に入った。

日本人を聖書の教えに復帰させること。

そして、その覚醒した日本人が、ユダヤ人やアラブ人に働きかけ、カナン人の宗教から解放すること。

これが、世界を解放するための方法である。


(*)

前掲書によると、日本人の40パーセントは、Y染色体の「D系統」の持ち主であるが、他のアジア人はそれを持っていないという。

このD系統は世界的にもめずらしく、ユダヤ人グループだけに高率で見られる「E系統」と近縁かつ同祖である。なぜならば、DとEのいずれも、「YAP」と呼ばれる特殊な遺伝子を持っているからである。

YAPを持っているのはDとE系列のみである。

もともと中近東にY染色体「DE系統」というのがあり、それが時代と地域によりD系統とE系統にわかれた、と遺伝学者は述べている。(365〜366ページ)

(**)

ユースタス・マリンズの『カナンの呪い』によると、ブッダはハム系であり、仏教はカナン人の宗教であるという。

また、今ユダヤ人が信じているバビロニア・タルムードは、バビロンのカナン人の宗教に属していた。

アラブ人が信じているアラーももともとフバル神であり、フバル神=バアル神であった。

(***)

「神がヤペテを広げ、セムの天幕に住まわせるように。カナンは彼らのしもべとなれ。」(創世記9・27)

 

 

2016年3月11日



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