1%に意識を向けるべきだ


(1)
「あの人はだいたいいいことを言う」
「この宗教は、ほとんどいい教えだ」
「あの学校では、ほぼ常に真理が学べる」
「この新聞が言っていることはほとんど真実だ」

というような基準で、指導者を選ぶならば大きな間違いだ。

なぜならば、サタンは99%真実を言うから。

神かサタンか見分けるには、残りの1%に意識を向けなければならない。

1%に騙しが混じっていないか。

「私はずっとこの教えでやってきました。だから正しいと思っています」

じゃあだめだ。

サタンは人生の最後の最後で本性を出すから。

詐欺師について考えてみればわかる。

詐欺師は、絶対に誠実に振る舞う。

彼らは身なりに気を遣う。

信用させるためだ。

いつも笑顔を絶やさない。

語ることは本当のことだ。

信じてついていくと、あるときどんでん返しを食らう。

共産主義者は、科学を尊重する。

だからといって、彼らが科学的かというとそうではない。

落とし穴がある。およそ科学とは真逆な大粛清、大虐殺を行う。

プレ・ミレに従っていくとする。

聖書から熱心に語る。人の救いのために情熱を傾ける。

しかし、最後にどこに持って行かれるか。

絶望である。この世に一切期待を抱いてはならないと教えるから。

詐欺師やカルトを評価する際に、「いかに正しいことを言っているか」ではだめだ。

彼らが正しいことを言うのは、だますためだから。

われわれが注意すべきは、「残りの1%」である。

「???」という思うようなことを言い始めたら、そこに注意を集中せよ。

「99%正しかったんだから、大丈夫でしょう。」ではだめ。

ビリー・グラハムは、99%くらいは正しいことを言う。

しかし、「イエス・キリストの名前を知らなくても、神の民に加わることができる」と言う。

これでアウト。すべてだめ。偽伝道者と判断せよ。

ビリー・グラハムは、フリーメイソンの「共通基盤教」(クリスチャンとノンクリスチャンには御言葉以外に共通の基盤があるという教え)を信じている。

ビリー・グラハムを批判すると、「ビリー・グラハムほどの大先生に対してなんということを!」と怒られるかもしれない。

しかし、そのようなことを言う人は、99%でものを判断する人だ。

明らかに非聖書的なことを言った場合には、そこに意識を集中し、それについて相手の真意を問いただすべき。

それをしないと、不良牧師、不良教師を教会や学校に入れて、信徒や生徒たちの人生を台無しにする恐れがある。

(2)

学校教育を受けた人間で構成される社会は、年代ごとに違いがくっきり分かれる。

たとえば、団塊の世代とわれわれポスト団塊世代は違う。

団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代は違う。

なぜかというと、付き合う人々が同年代が多いからだ。

学校がなかったころは、父母はもちろんのこと、おじいちゃん、おばあちゃん、近所のおじさんやおばさん、年少の子供たちなど、広い年代と付き合っていた。

学校に生活の大部分の時間を過ごすようになって、同世代からの影響が強くなった。

これは、ロックフェラーをはじめとするフリーメイソン・イルミナティの狙いでもある。

同年代でまとまったほうが、洗脳しやすいからだ。

団塊の世代には、この傾向が強いように思える。

何か、他の世代をはねつけるものを感じる。

ビートたけしを見てもわかるが、完全に洗脳されている。

進化論を土台としたいびつな世界観を持っている。

フリーメイソンGHQの犠牲者である。

フリーメイソンは、横のつながりしか与えない学校教育を通じて、このいびつなフリーメイソン教、中立教、共通基盤教を戦後世代に徹底して叩き込んだ。

様々な年代がいる地域共同体の中で子供を育てるシステムではこのような洗脳教育はできない。

上下世代と隔絶された中で、同じ洗脳教育を受けた同世代の中で育つため、純粋培養が可能になる。

(3)
世界は、このようにして、フリーメイソン化されてきた。

義務教育制度という名の洗脳システムによって、われわれは常識を形成されてきた。

今さかんに国を外国に売り渡している連中は、戦後世代である。

祖国に対する愛情が欠落し、ただ自分の利益が増せばいいと考える徹底したエゴイストを育ててきたのが、学校である。

われわれに国境に対する意識が薄いのは、そういう教育を受けてきたからである。

学校で教えられていることが間違いだったと気づくのが遅れたのは、99%のほうに目が奪われたからだ。

1%に集中しなかったために、今、われわれは、祖国が売国奴によって浸食されているのを黙って見るはめになっているのだ。

 

 

2012年6月3日

 

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