自由主義が問題なのか?
(1)
格差や差別が悪であるとする思想は、フランス革命の理想「平等」でもある。
しかし、フランス革命は、指導者ヴォルテールやディドロなどが属していたフリーメイソンの運動。
マッカーサーは、33階級のフリーメイソンであり、フリーメイソンの伝道師を自認。
したがって、GHQによる革命は、フランス革命と同じ流れ。
戦後、学力格差や様々な格差を日本人が嫌うようになったのは、このフランス革命の騙しに騙されたから。
そもそも「自由」「博愛」「平等」は、同時成立不可能である。
経済を自由化すると、貧富の差が生じて「平等」が消されてしまう。
「平等」を守ろうとすると、「自由」を束縛するしかない。
(2)
新自由主義とかリバタリアンとかに対する攻撃がある。
言葉に騙されてはならない。
新自由主義は本当に自由主義なのか。
新保守主義(ネオコン)は保守主義ではない。
奴らは、用語を利用して人々を別のほうに連れていこうとする。
アメリカのトップの人々に富が集中するようになったのは、寡占が原因であって、自由が原因ではない。
「金融をあまりにも自由にしすぎたのでサブプライムローン問題が起きた」という論調があるが、明らかにサブプライムローンは、戦略であり、中流階級の没落を目指した計画的犯行である。
恐慌が起きるのは、自由な経済活動であるというのは間違い。
経済を独占支配している人々が、通貨流通量をコントロールしているからである。
目的は、さらなる独占。
(3)
このように、自由化に対する敵対は、寡占を進めている人々を喜ばせるだけだ。
エリートによる権力の独占こそが、問題であり、自由主義が問題なのではないので、騙されて社会主義を選択しないように注意しよう。
2012年10月15日
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