クリスチャンの団結した祈りに勝てるものはない


あるユダヤ人家族に招かれてしばらくの間交流を持ったことがある。

彼らはブレズレンで、ダービーのプレ・ミレを信じていた。

しかも、メシアニック・ジューなので、ユダヤ人の信仰もあった。

神の法の適用について異論はなかったが、終末論については対立した。

私が「今はキリストの王国であるから悪魔に勝てる」と言うと、「全世界は悪者の手にある」と聖書に書かれていると答えた。

「悪魔の支配のもとにいる人々は、ノンクリスチャンである。クリスチャンはそこから贖い出された。そして、イエス・キリストは天地のあらゆる権威を与えられたと宣言された」と言った。

このテーマについて議論する中で彼らが「悪魔には勝てない」と言うたびに、悪霊が部屋に集まるのを感じた。

妙な空気になった。

それで「私はあなたがたの考えに賛同できない」と交流を断った。

「悪魔に勝てない」という思想は、必然的に悪魔を呼び寄せる。そして、それは自分を支配し、無力にし、絶望に追いやる。

思考は現実化する。

逆に「勝てる」と信じれば、道が開ける。

神は努力する人々を支援される。

信仰に基づいて努力すれば、現実を変えられる。

アメリカのメジャーに「デビル・レイズ」というチームがあるが、あれは間違ったイメージを持っている。

悪魔は弱い。

悪魔が強いというイメージは、プレ・ミレの人々が悪魔に騙されて持っている間違ったイメージである。

本当は神のほうが強いのである。

聖書において、イエス・キリストの象徴は太陽である。

悪魔の象徴は、明けの明星(金星)である。

太陽と金星とどちらが強いか。

太陽が昇れば金星は消えてしまう。

プレ・ミレは、金星のほうが太陽より明るいと考える。

そして、今のクリスチャンは、この間違ったイメージを頑固に持っている。

「この教会時代において悪魔に勝つことはできない。やっても無駄だ」と信じている。

だから、祈りもせず、努力もしない。

フリーメイソン・イルミナティを祈りによって潰せ。

中華人民共和国を祈りによって崩壊させよ。

プレ・ミレを信じている限り、無力感から解放されることはない。

そのために、どれだけ多くの人が精神を病んでいることか。

10年前に伝道によって救われた人は、それまでずっと金縛りに苦しめられてきた。

何かの災害がTVで紹介されると、自分に降りかかるに決まっていると考えた。

UFOや霊現象を恐れていた。

イエス・キリストが万物の主権者なので、恐れる必要はないと教えそれを実践するうちに強くなった。

霊現象が頻繁に起こる部屋に入っても怒鳴りつけているうちに消えたという。

今ではまったく気にならなくなった。

イエス・キリストが主であり、勝利者であると信じることによってあらゆる迷信やサタンの脅かしを恐れなくなる。

プレ・ミレを捨てて、ポスト・ミレを採用することによって、クリスチャンは解放される。

一人でも多くの人が祈りの戦線に加わってくれることを望む。

そして、これまで我が物顔で支配してきた彼らを地上に叩きつけることができる。

クリスチャンの団結した祈りに勝てるものはない。

 

 

2013年11月25日



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