1960年代の日本人の内部被曝量は今の除染作業員と同じレベル


http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/ee59734235711d377eeb210553cb0ca9

に興味深い記事があった。

次の内山正史著『ホールボディカウンティングと日本人の放射性セシウムによる内部被曝線量』(放射線科学、Vol. 34, No.6, pp. 169-170, 1991)の表を見てほしい。
http://www.millnm.net/qanda4/4c967577c1ebb2fc38f4fca3f96eacb3.jpg

1960年代、私の子供時代、みんなかなりの内部被ばくをしていた。1964年時点でセシウム137が530Bq。

これは、南相馬市の除染作業員とほぼ同じ。


検出された値は、セシウム137で(数千ではなく)数百Bq/bodyばかりでした。

検出者の中央値は約500Bq/bodyで、1000Bq/bodyを超えた人はいませんでした。
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11247106649.html

で、1964年にそれだけの内部被ばくしていたわれわれの世代が今、バタバタ死んでいるかというと、ご覧のようにぴんぴんしている。

そのころを生き抜いた私の父母の年代以上の平均寿命は、80歳以上。

実際、1960年代以降、日本人の平均寿命は縮まるどころか逆に伸びている。

これでお分かりのように、内部被曝のゆえに寿命が縮まるかのような恐れは的外れ。

逆に、日本人の寿命は事故を契機に延びるかもしれない。

 

 

2012年7月10日

 

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