ティトゥスは、ネロの再来であり、蘇った悪魔である3
1.
黙示録は初めと終わりに「すぐに起きる」との文言があります。この言葉は黙示録全体を包括するので、パーシャルプレテリズムは成立しないのではないでしょうか。
「十本の角は、この国から立つ十人の王。彼らのあとに、もうひとりの王が立つ。彼は先の者たちと異なり、三人の王を打ち倒す。」
(1)
傲慢なことを言い、けがしごとを言う口(黙示録)
彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き(ダニエル)
(2)
四十二か月間活動する権威を与えられた(黙示録)
聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる(ダニエル)
「ひと時とふた時と半時」は、1+2+0.5=3.5年。
3.5年=12 x 3.5=42ヶ月。
(3)
すると、獣は捕らえられた。・・・そして、・・・硫黄の燃えている火の池に、生きたままで投げ込まれた。(黙示録)
しかし、さばきが行なわれ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、滅ぼされる。(ダニエル)
「それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)」(マタイ24・15)
「また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。」
「私がその角を注意して見ていると、その間から、もう一本の小さな角が出て来たが、その角のために、初めの角のうち三本が引き抜かれた。よく見ると、この角には、人間の目のような目があり、大きなことを語る口があった。」(ダニエル7・8)
2020年9月19日
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