現代人はフリーメイソンによって洗脳されてきた


アメリカ人は、口を開くと、民主主義の伝道師を自称する。

「世界を民主化するためにアメリカは働いている」と。

事実、民主化のためにCIAが世界各国政府に働きかけ、従わない場合にはクーデターすら起こして乗っ取り、傀儡政権を作って「民主化」する。

抵抗勢力はすべて「反動」であり「軍国主義」であり「独裁政権」である。

この図式は、われわれの頭にしみついている。

われわれは、たとえば、イラク戦争やリビアの革命を見て、フセインやカダフィは悪者だとマスコミを通じて刷り込まれる。

化学兵器を使って虐殺された人々の写真を見せられる。

オイルまみれになった鳥の姿がTVに流れる。

「とんでもない邪悪な政権だ!」と憤慨する。

そして、国連安全保障会議で武力制裁が決定し、米国が主導してその「非民主的」な国に宣戦布告される。

戦後、米国ら連合軍が入っていって、政治・経済あらゆる「改革」が行われる。

イスラム政権は打倒され、選挙で選ばれた民主主義政権が誕生する。

同じことを日本もやられたわけだが、これによって日本人は、「戦前はひどかったが戦後はまともになった」と植えつけられた。

これまでそれで納得して生きてきた。米国の経済が順調であり、同盟国との貿易を推進し、同盟国の輸出品を米国が買い上げて、外貨がその国に流れ、その国の購買力が高まり、豊かな生活が実現した。

しかし、生活は豊かになったが、大切なものが失われた。

それは、何か。

実は、民主主義とは、フリーメイソンの理念なのだ。

民主化とは、フリーメイソン化なのだ。

だから、今中東でイスラム政権が倒されて、誕生しつつある政権は、フリーメイソン政権である。

フリーメイソンは、宗教である。

一つの政権を主導する宗教が二つ並び立つことはできないので、既存の宗教であるイスラム教とぶつかる。

だから、米国にとって一番の敵は、イスラム原理主義なのだ。

米国のクリスチャンには、フリーメイソンの民主主義という悪魔教を受け入れさせることに成功した。

どうやって?

「聖書は、地上のことについて何も言っていない」と教えることによって。

これは、ディスペンセーショナリズムによって実現した。

ディスペンセーショナリズムは、「今は恵みの時代で、法の時代ではない。旧約時代は物質的時代、新約時代は霊的時代だ」と教えるから、ディスペンセーショナリズムのクリスチャンは、政治や経済などについては聖書は教えていない、クリスチャンはそういうものに触れてはならないと考えるようになった。

しかし、このような教えは歴史的なキリスト教ではない。

カルヴァンの宗教改革において、ジュネーブの政体が改革された。

ジョン・ノックスの宗教改革において、スコットランドの政治的改革が実現した。

聖書は万物についての最高権威であり、それは、政治においても例外ではない。

だから、聖書をまともに信じるならば、どうしてもフリーメイソン民主主義とぶつかるしかないのだ。

しかし、ロックフェラーが進めたディスペンセーショナリズム化によって、ほとんどすべての福音派教会は、地上における改革をあきらめた。

そして、その矛盾を再臨によって解決しようとした。

「まもなくイエス・キリストがやって来られる。そうすれば、理想的な政治が実現する」と。

切迫再臨説は、イルミナティ・フリーメイソンの宗教担当であるロックフェラーが吹き込んだ「ガス抜き」である。

米国を模範とする世界の福音派クリスチャンも同じように騙された。

今の日本のほぼ99%の福音派のクリスチャンはこの騙しの中にいる。

そして、われわれのように正統的かつ歴史的なキリスト教を信じるクリスチャンを「原理主義者」と呼ぶのである。

徹底して敵の策略にはまって、物の見方が完全に敵側のそれになっている。

それと比較すれば、イスラム社会は、はるかにまともである。

ただしそれは「彼らの原理に忠実だ」という意味であって、「真理に対して忠実だ」という意味ではない。

イスラム社会は、フリーメイソン民主主義の彼岸主義(宗教はこの世とは関係ない。この世のことはこの世の学問でやればいい。宗教はあの世のことについて扱うものだという棲み分け説)に対して抵抗している。

だからカダフィとかタリバンなどが標的にされるのだ。

仏像を爆破するシーンに「アラーアクバル(アラーは偉大なり)」と叫ぶ声をかぶせて、「原理主義者はこのように極端で危険だ」と宣伝する。

もしわれわれが同じように政治的な力が出てくれば、アメリカのフリーメイソンたちは、われわれの仲間でありそこから抜けた誰かを使って同じようなことをさせるだろう。

偶像的な文化財を毀損したり、極端な学説を唱えさせて「ほらこのように聖書を政治に適用するような人々は危険ですよ」と吹き込むだろう。

フリーメイソンは、「この世界は自然法によって成立しているのであり、宗教の法ではない」と訴える。

だから、コンパスと定規なのだ。

あたかも「中立」を装う。

フリーメイソン・イルミナティによって教育されてきたわれわれは、政教分離を叩き込まれているから、聖書が政治にからむことを極端と見るように条件づけられている。

明治維新の志士たちは、フリーメイソンだった。

彼らはロスチャイルドの傀儡だった。

だから、われわれはみなロスチャイルドの世界観によって洗脳されている。

洗脳されていないかのように思っている、中立であると考えている人はすでに洗脳されています。

自分を中立だと考えることそのものがフリーメイソンなのだ。

この世界において中立の領域など存在しない。

万物は神によって創造されたのだから、ことごとく神のために存在する「宗教的存在」である。

どちらにも偏らない領域など存在しない。

われわれは、ずっとフリーメイソンによって騙され、世界政府の実現のために利用されてきた。

クリスチャンも例外ではない。

われわれは、自覚しよう。

何が行われてきたのかを。

そして、彼らの野望を祈りによって打ち砕こう。

 

 

2012年11月26日



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