グローバリストによって破壊された文明の再構築をしなければならない


1.

法律で「学校に行かなければならない」と規定されているが、これは、憲法の保証する「信教の自由」に対する違反。

われわれが国家を持っている主要な理由は、われわれの生命と財産を維持するため。

もし誰かが学校でいじめにあって、自殺に追い込まれるようなことがあれば、それは「生命と財産の維持」という主要な目的を果たしていないことになる。

われわれは、自分も自分の子供も、いやなら学校に行かない自由がある。

しかし、教育を受ける権利と与える義務は残っているので、何らかの形で教育を受け、子供にそれを授けなければならない。

2.

私が願うのは、「日本をはじめ、全世界が、父なる神の栄光を表し、神の国を実現し、御心が地上で行われるために、子供が全生涯を神に明け渡して、熱心に神に仕えるような人間になれるように」教育を行うことである。

ある幼稚園では、教育勅語を暗唱する。

同じようなことを、聖書に関して行うことを希望する。

つまり、十戒を暗記し、朗唱し、それに基づいて訓練すること。

3.

私は、戦後の無神論・無律法主義教育を受けて、人生に強烈なダメージを受けた。

父親は、陸軍士官学校で将校になるための厳しい訓練を受けた。

晩年になっても、背筋がぴんと伸びていた。

私は、ロックで育ち、髪を伸ばし、学生運動に惹かれ、聖書が規定する生き方とまったく正反対の生き方をしてきた。

教会に加わっても、「律法は無効になりました。クリスチャンは何をしても自由です。」というディスペンセーショナリズムの無律法主義が蔓延しており、人格形成に利益はない。

世俗の人々も、クリスチャンも、時代を洞察する力がなかった。

どうしてこういう教えがはびこっているのか、正しい生き方とは何か、について、深く考えていなかった。

深く考えようとした人がいても、正しい解決に至らなかった。

正しい解決とは、聖書法に従う生き方を選択することである。

戦後、フリーメイソンのマッカーサー及び左翼の巣窟であったGHQによって、民族破壊工作が進められ、そのために、教育がターゲットになった。

「国のために戦う」というような思想がタブーになった。

教育勅語に示された道徳が否定され、無律法な人間が大量生産された。

4.

単一世界政府を目指すグローバリストにとって、国民が強くなっては困るのである。

国民は堕落しなければならない。

国を守るとか、家族を守るとか、そういう発想ができなくなるまで、スポーツやセックス、スクリーン(3S政策)で骨を抜かねばならない。

TVには、頻繁にオカマを登場させ、男らしさに価値を置かなくなるように画策する。

われわれ戦後世代は、このような「腑抜け化」工作のターゲットにされたのである。

だから、われわれは、逆のことを行うべきだ。

日本人男性を強く、男らしく、自分を犠牲にして他者を救う武士に育てあげなければならない。

教会は、グローバリストの腑抜け化工作の対象の一つであった。

だから、教会は、神の国の拡大にまったく関心がない。

クリスチャンは、グローバリストが日本人に対して行った工作と同じ工作を受けてきた。

「もうすぐ再臨がある。この地上で何かを行っても無駄だ。反キリストによってつぶされるだけだ」と信じているだけ、その工作の効果ははるかに大きい。

教会に行ったら「さらにひどい無律法に直面する」という現状で、どうして、日本人がクリスチャンになるだろうか。

クリスチャンは、聖書的教育を確立すべきである。

そして、一般の日本人以上に、規律と生産力と、すぐれた人格の人物を育てなければならない。

5.

戦前、戦中世代の人々は、問題意識が低い。

戦後教育によって育った人間の頭の中が、共産主義やらロックやらポルノやらによっていかに破壊されているか知らない。

だから、私の牧師たちは、私の問題提起に反応できなかった。

グローバリストによって破壊された文明の再構築をしなければならない。

その第一歩は教育である。

 

 

2017年2月22日



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