いじめは教育の問題ではなく犯罪2


子どもの喧嘩に大人が出るなとか言うが、いじめに関しては、そんなこと言っていられない。

自殺するほどひどいことをされるからだ。

自殺に追い込むいじめは犯罪以外の何物でもない。

一般社会で同じことをすれば犯罪扱いになるのだから、学校の中でも犯罪として扱え。

じゃなければ、子どもを無法地帯に放り込むことになる。

私も中学時代、新入生として入学したての頃、全校集会で座っていると、後ろの上級生何人かに密かに上着の縫い目の糸をほどかれたことがあった。

もちろん、担任の教師に言った。職員室に呼ばれると、彼ら上級生が一列に教師の前に正座させられて、私の目の前で往復びんたを食らった。

それ以降、一度もその上級生が私にちょっかいを出すことはなかった(それ以前もなかったが)。

私は、このように学校の権威に訴えることによって、いじめられることをすべて排除した。

小学校から高校まで一回もいじめに会ったことがない。

「生徒同士で解決しろ」とかいう大人。

無理無理。ブルースリーじゃないんだから。そんな腕力で解決するなんてのは、映画や空想の話だ。

学生服を意図的に破壊する行為は立派な犯罪。犯罪者にはそれなりの報いを負わせなければならない。

もし学校が犯罪者に制裁を加えないならば、警察に訴えよ。裁判を起こせ。

刑事がだめなら、民事を起こして、相手の親から賠償金を請求せよ。

これは、国が定めた正しい秩序の維持の方法なのだから、それを利用せよ。

校長が問題を起こしたくないために、内輪で解決しようとするなど言語道断。

犠牲者は、弱い立場にいる生徒だ。自分の社会的地位のために生徒を犠牲にしていいのか。

学校が問題解決能力がないならば、そんな学校行く価値もない。

自分で勉強したほうがまだまし。

だから、私は、塾のようなもの、もしくは、親が教育できれば、ホームスクーリングのようなもの、つまり、親や生徒が先生を選択できる、まともな教育を選択できる、そういう柔軟なシステムに変える必要があると思う。

米義務教育制度には、ロックフェラーとカーネギーが強力に関与している。目的は、「考える子どもを減らす」「両親の影響力を減らして彼らの都合のよい人間に変える」ということだった。

国家とはこのようなものだ。

国がやるから間違いない?

大いなる誤解。

学校は洗脳機関である。我々は気づいていないだけであって、洗脳されてきたのだ。

事実や真理はまったく別のところにある。

 

 

2010年9月22日

 

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