教会はシオニズムを捨てる必要がある3


反キリストをローマ・カトリックと見る見方は、エドワード・ヘンドリーも採用している。

しかし、聖書は「反キリストは紀元70年までの間に登場する異端者」と明確に啓示しているので、ローマ・カトリックではない。

このビデオの牧師やエドワード・ヘンドリーが採用する見解は、明らかにプレテリズムではない。

プレテリズムは、「反キリスト」と一般に信じられている黙示録の獣は、紀元70年以前に登場し、滅びると解釈する。

つまり、黙示録の獣は、紀元70年という「旧約世界に対する審判」までに登場する存在であって、これから登場するようなものではない。

獣による災害を含め、大患難は、紀元70年以前に終わったのである。

それゆえ、ヨハネが「終わりの時代」に到来すると予言した「反キリスト」は、紀元70年以前に到来する異端者と解釈しなければならない。


小さい者たちよ。今は終わりの時です。あなたがたが反キリストの来ることを聞いていたとおり、今や多くの反キリストが現われています。それによって、今が終わりの時であることがわかります(1ヨハネ2・18)。

今のクリスチャンは、紀元70年の神殿崩壊を軽視している。

神殿の崩壊とは「イスラエルの滅亡」を象徴する。

イスラエルの滅亡については、イエスが何度も予告しておられたので、それをこの紀元70年の出来事に適用しないのは、不当である。

では、なぜ今日、紀元70年以前に起こったような世界情勢なのだろうか。

なぜ反キリストの登場が待たれるような状況なのだろうか。

サタンが復活したからである。

紀元1000年頃に、サタンは底知れぬところから解放され、シオニズム運動という形で活動を開始した。

十字軍は、エルサレム奪還が目的である。

そして、ローマ法王を偽メシアとする世界政府の建設が究極の目的である。

この目的に向かって今日までサタンは様々な運動を起こしてきた。

秘密結社を作ってきた。

その運動の最終段階が今やってきた。

 

 

2018年2月2日



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