健全さを忌避する時代3
すでに150〜200年かけて開拓され、定着してきた教えに、今のわれわれの教師の世代は毒されてきた。
一般に、自分よりも年長者の考えを変えることはほぼ不可能である。
経験上、考えを変えることができる年代は30代までだろう。
40代や50代以上になってから変えることができる人は、謙遜で柔軟な思考の持ち主である。
1.
六日創造説は、どんなに説得しても今の50〜60代以上の耳には入らない。
非六日創造説は異端だとはっきりしているにも関わらず、変えようとしない。
まず進化論はでたらめである。
このことを確認しなければならない。
進化論がでたらめであることがわかれば、宇宙の歴史に何百億年の歳月を与える理由はなくなる。
なぜならば、進化論とは、「時間が長ければ、アメーバも人間にまでなるだろう」という時間のトリックだからだ。
時間がいくらかかっても不可能なものは不可能だ。
2.
TVのCMでよく見かける「原始人」。
毛皮を着た髪の毛がぼうぼうの猿的人々。
進化は、どのように小さなものでも、中枢の遺伝子が体の形質変化にぴったり適合するように突然変異で変わらなければならない。
たとえば、ある人が「立って歩くための筋肉を作る遺伝子を偶然に獲得した」としても、その筋肉を歩くために動かす中枢の遺伝子が偶然に獲得しないと進化は成立しない。
さて、人間の遺伝子には平均すると7500の塩基対を持つDNAがあるという。
立って歩くために体の形質変化が起こるとする。
すると、それに伴って、中枢にその体の形質を動かすための遺伝子が生まれなければならない。(ここでは、関連する中枢遺伝子が1つと仮定する。)
さて、7500の塩基対のDNAが、偶然にその形質を動かすべく突然変異しなければならない。
これは、確率的に言えば不可能である。
DNAを構成する塩基は4種類ある。
並び方は、4^7500通り=∞
1/∞=0
3.
現代の生物学者は、この「体の形質変化のための遺伝子が変化するだけではなく、それに合わせて偶然に中枢の遺伝子が変化する必要がある」という事実を教えてくれない。
なぜか。
おそらく、進化論のパラダイムが崩壊するからだろう。
互いに独立している2つの事象が、偶然に一致して起きなければ進化は成立しないという事実を生徒に知らせたまえ。
次世代が進化論を捨てるべくわれわれは活動しなければならない。
2012年5月15日
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