ヴァン・ドゥインのデマについて
ヘンリー・メイコウ博士のサイトに、以前スプリングマイヤーからの情報として紹介した2014年ビルダーバーグ会議で挨拶をしたと言うウィリアム・ヴァン・ドゥインに関する疑惑が取り上げられている。
http://www.millnm.net/qanda4/23kKvwrAHz5sk68720.htm
http://henrymakow.com/2014/07/whats-behind-van-duyn-hoax.html
ヴァン・ドゥインなる人物が本当にイルミナティの人間なのか、イルミナティの意見を代弁しているのか、本当にビルダーバーグにおいて挨拶したのかと。
疑惑:
1.ヴァン・ドゥインの写真は、偽モノで、ハンガリー人セルゲ・デブロックのものであると明らかになった。
2.ヴァン・ドゥインは、貴族が代々住んでいたクリシェル・ハウスに住んでいると述べた。しかし、デイリー・メイル紙によると、その実際の持ち主は、ウォール・ストリートの大物アメリカ人リチャード・チルトンであると指摘された。
これに対して、ヴァン・ドゥインは「チルトンは自分の表看板であり、管理者である」と釈明した。
3.ヴァン・ドゥインは、ダヴィグノン、プライストウ男爵とともにブラジル・ワールドカップのベルギー戦を観戦したと述べた。ダヴィグノンは、ファサノ・ホテルに宿泊したというが、従業員の証言では、宿泊したのを目撃されていない。
4.ブラジルに出発するときにフェイスブックにアップロードされたブリティッシュ航空機のファーストクラス・キャビンに乗っているヴァン・ドゥインの写真には足しか写っていない。「彼は不機嫌だ」とのコメントつきで。
5.クリスチャンであるというが、なぜダヴィグノンと付き合っているのか。ダヴィグノンは、裁判所の記録で、堕落したベルギーのエリートたちがからんだドゥトルー事件のような小児性愛・サタニズム・殺人関連のおぞましい事件に関係している。
6.イートン校で教育を受けた78歳の紳士が、文法のミスを犯し、フェイスブックで醜い罵倒合戦をやるのか。
7.なぜロスチャイルドとの自撮り写真などの証拠がないのか。
このような疑惑があるが、ヴァン・ドゥインがまったくイルミナティと無関係であるとも言えない部分があるという。
彼のツイッターのアカウントの数少ないフォロワーの中には、ベルギーで最も裕福なヴァンダービルト、イギリスの貴族などVIPが含まれている。
ギリシア芸術と西洋オカルティズムに関してPhDを持つと主張しているだけあって、彼の言説は、これらについて多くの知識を持つことを示している。
一体、偽文書を書いたヴァン・ドゥインなる人物の背後には誰がいるのか、調査には時間と資金がいる。
この点について、このページの著者であるRichardは次のような可能性を示唆した。
1.イルミナティが背後にいて、本当の意図と活動を隠しつつ、自分たちを善意の団体と見せかけ、グノーシス主義を広め、彼らの世界指導者と宗教に人々を準備させようとしている。陰謀論の研究家の信用を失墜させるためにデマを流させた。VIPとの関係をお咎めなしに示すことができるのは、イルミナティと何らかのつながりがあることを示している。
2.オカルトの知識を持つ教養のある妄想狂の発言。オカルト主義者は、グノーシス主義やオカルトの信条を広めるために、多くの場所で自分たちの思想や組織の仕組みを示している。
提示されている情報が複雑なので、単一の人物ではなく、複数人からなるグループの仕業ではないか。
3.(ヴァン・ドゥインの発言を紹介した)スプリングマイヤー自身が、陰謀論の世界に舞い戻るために打った芝居。彼には、これを実行するだけの知識や情報、コネクションがある。
Richardは、個人的には、スプリングマイヤーが騙されていると思っている。スプリングマイヤーは嘘に警戒せよと警告されていたが、それを頑固に拒否し続け、このようなチャンスを見逃すわけにはいかないと考えているのだろう。もしこれについて証拠が出てきたら、彼の信用は傷つくだろう。
私の意見は、イルミナティ側が、人々を安心させ、イルミナティへの警戒心を解くために打った猿芝居ではないかと思う。
というのも、同じイルミナティのロッジP2のレオ・ザガミも同様の情報を流し、「イルミナティは、善の勢力に変わった」と宣伝しているからだ。
板垣英憲氏を通じて流されているロスチャイルド側の情報も同じにおいを感じる。
2014年10月24日
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