キリスト教はユダヤ教によって換骨奪胎された3


ディスペンセーショナリズムは、イエスが十字架上で「完了した」と言われたことを無視しています。

イエスは律法と預言者を成就するために来られたので、完了したと言われたからには、旧約聖書はことごとく成就したと考えなければなりません。

紀元70年において神殿が破壊されたときに、完全に「イエスの御体を神殿とする体制」が始まった。

クリスチャンの体も神殿となった。

だから、どこでも礼拝できる。霊とまことをもって礼拝すれば世界どこでも聖地です。

しかしイスラエルを特別な聖地とし、エルサレムの神殿を再建するならば、旧約時代のユダヤ民族を中心とした世界支配の体制が復活する。

これは、イエスの御業を否定する人々、つまり、パリサイ人の子孫によるナザレのイエス以外のメシアを待望する運動がキリスト教を汚染したことを示しています。

知らない間に、キリスト教はパリサイ人の弟子になっていた。

イエスを十字架につける側に回ってしまっていた。

だから、霊的にわれわれに敵意を抱くのだと思います。

 

 

2015年11月18日



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