日本の癌・財務省の追い出しに成功した安倍首相
財務省が“安倍官邸”に完敗 骨太方針への歳出削減額盛り込みに失敗
「経済成長なくして財政再建なし」という安倍晋三首相の経済運営の“哲学”を反映した骨太方針となった。財務省は具体的な歳出削減額を盛り込むことを目指したが「経済再生が優先だという思いは微動だにしない」(菅義偉官房長官)と官邸に押し切られた。
消費税率10%超への増税を早々に封印した首相に対し、財務省が目をつけたのが自民党の財政再建に関する特命委員会(委員長・稲田朋美政調会長)。ここで具体的な歳出削減額を示し、骨太方針に反映させる戦略を描いた。
財務省が歳出削減目標にこだわったのは、先進国で最低水準である日本国債の格付けが引き下げられることを懸念したためだ。「海外の機関投資家が日本の財政に疑念を持てば、経済の安定を損なう」(主計局)。一方、骨太方針は首相が議長である経済財政諮問会議で決まるため、「首相に近い稲田氏の影響力に頼るしかなかった」(同)。
だが、首相周辺は「政府の経済見通しは楽観的だと触れ回った財務省は『アベノミクスは失敗する』と言っているとの同じ。言語道断だ」と振り返る。
http://www.sankei.com/politics/news/150630/plt1506300045-n1.html
以下のURLの、財務事務次官に田中氏という首相の意向を受けた人事が発表されたこととともに、この「骨太方針への歳出削減額盛り込みに失敗」という記事は、日本の今後の発展を示す重要な兆候である。
http://www.sankei.com/politics/news/150708/plt1507080003-n1.html
財政再建のために増税・歳出削減目標に固執するあまり、成長の足を引っ張ってきた財務省。
このバカみたいな官僚主導を一掃する英断が下された。
私は「増税財務省を滅ぼしてください」と祈ってきた。
これこそが日本の癌だと思ったからだ。
祈りが聞かれたと思っている。
中韓の手先なのか、それとも単なるバカなのか、財務官僚は、日本の財政再建のために増税と歳出削減を目指してきた。
これは、ロケット打ち上げ成功を祈願しながら、ロケットに余計な砂袋をたくさん吊るすようなものである。
その理屈を正当化するために利用してきたのが1000兆円の借金。
しかし、これは円建ての負債である。
円建てであるから、円札を刷って返すことができる。
デフレ環境であれば、こんなもの借金でもなんでもない。
これを国内及び国際社会に向けて「借金です!」と言ってきたのである。
それは、家の中だけで通用し、何枚でも増やせる「肩叩き券」の不足を近所の人々に見せて貧乏を装っているようなものである。
しかもマスコミは「国民一人当たりの負債」と報道してきた。
しかし、あれは政府の借金であり、国民の借金ではない。
国民はむしろ貸している側である。
国債は9割国内で購入されている。
だから、1000兆円は日本国民の資産である。
しかも、国は不換紙幣を刷る権利を有するので、確実に戻ってくる優良な債権である。
こういう偽の負債を作られて、国民をだまし、税金を上げようとしてきたのが、財務省である。
そもそも不換紙幣を発行できる政府は、徴税する必要はない。
不換紙幣とは偽札である。
「日本国政府の保証」以外に担保のない証券である。
実際に発行者である日銀に、通貨の額面を合計した額の資産があるかどうかなど関係ない。
だから、偽札である。
無一文の人間が、コピー機に紙幣を載せて複製するのと何もかわりがない。
だから、偽札は無限に刷る