円建ての借金が1000兆円あるなら、額面1000兆円の紙幣を発行して、チャラにすればいい。

「え〜、そんなことやっていいんですか？」という声があるかもしれない。

そもそも、借金はなぜできたのか。

お父さんが失業して、たばこ代がないため、お母さんがへそくりから貸していたようなもの。

お父さんの借金がとうとう100万円になった。いまだに失業中で返すあてがない。

お母さんが「仕方がないわね。チャラにしてあげるわ」と言った。

これのどこが問題？？

ほかの家の人が「チャラにしたら大変なことになる」とか言えない。

その家庭内での貸し借りで終わる問題に外部の人間がとやかく言う筋合いはない。

もし、お父さんがサラ金で借金をしていたならば問題だ。

サラ金会社はチャラにしないから。

政府が日銀に頼んで1000兆円札を刷ってそれで借金返済に充ててもなにも問題はないのだ。

なぜならば、政府は国民から借りているから。

対外債務はないのだ。

「そんなことをしたらインフレが…」というかもしれないが、今はデフレ回復期。

日本はよほどのことがない限り、インフレ地獄にはならない。

2014年8月9日