悪魔退治は神の法の回復から始まる
ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。(ヤコブ4・7)
1.
この世界で起きるすべての出来事の運命は決まっている。
すなわち「悪魔に立ち向かえば、悪魔はあなたがたから逃げ去る」。
これは、自然法則である。
「物を手放せば、下に落ちる」と同じである。
「立ち向かう」→「逃げ去る」。
ただし条件がある。
「神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。」
つまり、神に従わなければ適用されない。
「神に従う」+「立ち向かう」→「逃げ去る」。
聖書に記されている神の命令に反抗しながら悪魔と戦うことはできない。
だから、聖書を無視するリベラルやディスペンセーショナリズムでは勝てない。
彼らは、神を主として礼拝していない。
神の絶対主権を受け入れずに悪魔を追い出すことなど不可能である。
2.
神に忠実なミレニアムの会員の方で、神の国のために戦っている企業の経営者がいらっしゃる。
経営が成功しているのを見てねたんだ人々が様々な妨害を仕掛けてきた。
彼らはこちらがクリスチャンであることを承知したうえで攻撃してきた。
つまり、神の国を意図的に攻撃したわけだ。
攻撃対象を間違えている。
先ほどの法則を適用するならば、彼らは必ず負けることが定められているからだ。
われわれは、この企業のために祈った。
企業は、弁護士を使って対応した。
金銭的な余裕がなく、法廷闘争を望まない彼らは、公の生活相談センターや警察に訴えだした。
神が祈りにこたえてくださった。
モンスター顧客に苦しむ親戚を持ち、こちらの立場をよく理解してくださる警察の担当者を用意してくださった。
担当者は、訴えている彼らに同業社を作る計画があった(現に作っている)ことを言うと、その動機が妬みにあり、顧客の奪取にあることを理解してくれた。
ある有効な手段を講じ、相手側がこれ以上問題を持ちださない方法を用いたので、それ以降、相手の攻撃はぴたりとやんだ。
(ちなみに、モンスター顧客に関しては、弁護士を立てることをお勧めする。
窓口を弁護士に一本化すれば、こちらが交渉など、無用な労力を割かずにすむ。)
悪魔は、神の国を妨害するために様々な人間を送り込む。
その手口は巧妙である。
しかし、われわれがひとたび「立ち向か」えば、必ず悪魔は「逃げ去る」。
3.
悪魔は、われわれに勝てないと知っているので、われわれを弱体化しようとする。
つまり、「神に従うならば」という条件を満たさせないように試みる。
サムソンの怪力には、条件があった。
髪の毛を切らないという。
髪の毛を失ったサムソンには力がなかった。
力の源泉がどこにあるかを探るために、敵はスパイを送り込んで秘密を聞き出すことに成功した。
われわれにとって髪の毛にあたるものは「神の法への従順」である。
だから、タルムードユダヤ人はわれわれに法を学ばせたくないのだ。
マイモニデスは、「律法を学ぶ異邦人は死に値する」と言った。
セオノミー(神の法)に対する執拗な攻撃の原因はここにある。
すなわち、セオノミーの立場を堅持するとクリスチャンに力が備わるからだ。
タルムードユダヤ人はディスペンセーショナリズムを通じて「新約時代において律法は無効である」とクリスチャンに信じさせた。
キリスト教を法中心ではなく、宗教活動中心にすり替えた。
十戒を学ぶことをやめさせ、代わりに「瞑想」「デボーション」「教会成長」「神癒」「預言」「異言」などの強調を与えた。
いくら癒しの集会を開き、「預言」や「デボーション」や「異言」をしても、法を無視したら「髪の毛を失ったサムソン」のままである。
私は「旧約律法を現代社会に適用するなどという危険な教え」を唱えるということで、福音派の教会を追い出されたが、セオノミーに対する敵意を示した段階で、福音派は髪の毛を失った。
カルヴァンやノックスは、セオノミーを重視し、世界を変えた。
しかし、その霊的子孫たちが、ディスペンセーショナリズムやリベラルやバルトに騙されて、「法を適用する必要はない」と信じ、世界を変える力を失った。
4.
われわれを弱らせるのは、「神への不従順」である。
悪魔は、ここに問題があることを見せないために、法の強調を妨害する。
ピントを合わせるべきだ。
あなたを誘惑し、法を強調させないように導く人間はことごとく悪魔から送り込まれている人だ。
悪魔退治は、神の法の回復から始まる。
2016年7月31日
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