一度しかない人生を有意義に送りたいものだ
政治評論家の森田実氏がこう述べられた。
今のジャーナリズムは、権力の言うことをそのまま言って何が悪いと開き直っている。
昔は、新聞などでもトップのほうに真実を追求する人間を守る人がいたが、今はいなくなった。そのため、真実を追求して干された場合、その人はもう二度と帰ってくることができない。
だから、みんな従順になってしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=aE4kaunQ1hI
これは、もはやマスメディアの死です。
真実を語ってくれないなら、新聞なんて読む必要はないからです。
商品は、客のお金に値するものでなければならない。
だから、マスコミが真実を語らず権力に媚びるならば、それは自殺を意味する。
今、どんどんマスコミ離れが進んでいるのは、このようにして自分で墓穴を掘ったからです。
自分の命を救おうとするものは、それを失い、それを進んで捨てようとするものは、それを得る。
われわれの人生を基本はこのパラドクスにある。
人間存在には、「地を従えよ」という大命題がある。
この命題のためならば、自分の命、名声、金銭、健康などは犠牲にする覚悟がなければならない。
御国のために自分を捨てる覚悟がなければ、われわれの存在意義はない。
この優先順位を逆転させることが、失敗の根源である。
われわれは、被造物である。
創造された方が、われわれの意味を決定される。
われわれが勝手に自分の価値観を作ってそれに従っても、全部無駄になる。
唯一永遠に残る価値とは、御国建設に使ったわれわれの努力である。
ほとんどの人々が御国なんてどうでもいいと考えている。
だから、ほとんどの人の人生は無駄である。
すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行なう人はいない。ひとりもいない。(ローマ3・12)
一度しかない人生を有意義に送りたいものだ。
2012年12月14日
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