1．

不思議な現象だが、いろいろと労を払った人ほど疎遠になるのはなぜだろう。

昔、中部地方に住む2人の男性読者に会いに車で行った。

その後、ちょっとした行き違いで関係が悪化し、こちらが謝罪することがあれば謝罪するといっても無視である。

毎日曜日、電話でともに聖餐式を行った関西の女性がいる。

なぜかわからないが、支援をストップしてきたので、関係が切れた。

何度か自宅に行って聖書の講義を行い、一時は毎晩のように深夜まで値動きに関する説明をした家族が音信不通である。

電話をかけてもメールを出しても返事がない。

こちらがもっぱら善意で行ったことがかえって徒となった。

しかも、私には身に覚えのない罪を犯していると言う。証拠もないのに。

彼らに対して悪意を持ったこともないし、悪口を言ったり、批判したことも、公私にわたって一度もない。

ただ感謝しか感じなかった兄弟姉妹である。

不思議だ。

2．

考えていただきたい。

主の兄弟姉妹が、互いにいがみ合って、恨みやら悪感情を抱いて、一番喜ぶのは、サタンである。

バラバラになったら神の国など実現不可能である。

いいですか！

忍耐がなければ、神の国は実現しない。

相手に対する不満を抱いて関係を絶ったら神の御前に出たときに「なぜ一致団結して敵と戦わなかったのか」と問われるだろう。

クリスチャンが自分の殻に閉じこもって一人で生きて、何かを成し遂げることなど不可能。

3．

サタン側は、互いに嫌っていても、団結して活動している。

戦場に行って、好き嫌い言ってられますか？

同じ軍隊にいたら、互いに助け合い、不満があっても、協力して敵と戦わねばならない。

小さな問題で躓いていたら、神の国など永遠にできない。

もし牧師や伝道師に罪があるならば、証明してください。

聖書のどの箇所に抵触するのか。

2018年9月27日