進化論が間違いであることが2分でわかる説明 突然変異により偶然に環境適応力を高める形質が体に生じたとする。たとえば、羽とか。 しかし、体の形質変化には、その形質を動かす中枢の変化が伴わない限り、体の形質はその個体を環境適者にしないから退化する。 羽を動かすべく脳のしくみに変化が生じないと羽を動かすことはできない。 脳卒中などで脳にダメージが生じために半身不随になることがあるように、中枢が機能しないと体も機能しない。 たとえ、突然変異によって、体の形質に変化が生じたとしても、脳がそれに対応するように突然変異しない限り、環境適者にはならないのであるから、脳の機能変化がDNAの突然変異によって生じる必要がある。 脳の変化を生じさせるには、DNAが変異しなければならないが、それは、完全に偶然による。 なぜならば、体の形質変化を支配するDNAの変化と、脳の変化を支配するDNAの変化は、互いに独立事象だから。 どちらもDNAの塩基配列の問題であり、羽を生やすべくDNAの塩基配列が変化することと、脳に羽を動かすための中枢を生じさせるべくDNAの塩基配列が変化することとは、まったく互いにいかなる因果関係もない。 <ちなみに、たとえあったとしても、体の形質に合わせて中枢を支配するDNAの塩基配列を変化させることは不可能。富士山の画像に、お絵かきソフトを使って雲を描きいれるのは簡単だが、2進法の画像の生データ(01010011…のような)に手を加えて雲を描くのはほぼ不可能だから。> 人間の遺伝子を構成するDNA塩基対の数は平均して7500だそうだから、塩基が4種類(A・G・T・C)あるので、人間の体の形質を動かすための中枢の遺伝子1個が偶然に成立する確率は4の7500乗分の1である。 新しい形質を動かすのにいくつの遺伝子が関与するか不明であるが、1個しか関与しなくても、環境適応力を高める形質が成立する確率は0。 生物進化は、この体の形質の変化と中枢の変化のセットで進む。 有意に機能する形質そのものが成立しなければ、自然淘汰によって選び出されることよりも、むしろ、ふるい分けの対象になり、退化する可能性のほうが圧倒的に高いのであるから、「自然淘汰があるから進化は偶然だけで進むのではない」という主張はむなしい。 |
2012年11月15日